テクノプラザ

岐阜県科学技術振興センター
VRテクノセンター

テクノプラザは岐阜県のVR(バーチャルリアリティ)研究開発拠点「VRテクノジャパン」の中に位置し、VRテクノジャパンのセンタービルとして、また県のスイートバレー構想の中核施設としての役割を持っています。

所在地:
設計者:
用途:
建築年:
備考:
各務ヶ原市須衛町4-179-1
リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ジャパン
研究施設
1998年
1996年

テクノプラザの設計コンセプトは、自然環境と先端技術の融合(エコロジーとテクノロジーのハーモニー)

丘陵地という地形、景観を生かし、展望の確保・外部からの導線に配慮した設計が図られています。 建物は地形に沿ったV字状の平面の北棟と敷地斜面を生かして3層の階段状になった南棟によって構成されています。また、テクノプラザは県有の「岐阜県科学技術振興センター」と第3セクターの株式会社VRテクノセンターの施設からなる合策施設ですが、北棟には科学技術振興センター、南棟にはVRテクノセンターが入っています。エントランスも斜面に沿って頂上と山麓の2箇所にあります。
建物は窓が多く、特にエントランス・ホール部分は自然光を多く採り入れるよう設計されています。南棟の各屋根面は屋上に植栽がなされています。

(調査:平成13年度2年建築学科 中原万穂)