SDCCのインストール

Windows

http://sdcc.sourceforge.net/ から、バイナリパッケージをダウンロードする（「Download」 → 「Sourceforge download page」と進み，sdcc-win32 をダウンロード）。
インストーラを起動し、インストールする。
インストールの最後に，パスを設定するか聞かれるので，Yes を選ぶ。
aduc8xxをダウンロードする。
aduc8xx.exe を C:\Program Files\SDCC\bin に移動する。

MacOS X

http://sdcc.sourceforge.net/ から、バイナリパッケージをダウンロードする。（「Download」 → 「Sourceforge download page」と進み，sdcc-maxosx をダウンロード）。
sdcc-2.6.0-ppc-unknown-macos10.tar.gz をダブルクリックし展開する。
展開してできたフォルダ sdcc を、/Developer（なければ作成）の下へ移動する。
aduc814_mac.tar.gzをダウンロードする。
適当なディレクトリでaduc814.tar.gzを展開し、aduc8xx を /Developer/sdcc/bin に移動する。
パスに/Developer/sdcc/binを加える。

【とりあえずのやり方】
ターミナルを起動し，コマンドラインから以下を入力。
    echo "export PATH=/Developer/sdcc/bin:$PATH" > .bash_profile
    source .bash_profile
    

Linux

http://sdcc.sourceforge.net/ から、バイナリパッケージをダウンロードする。（「Download」 → 「Sourceforge download page」と進み，sdcc-linux-x86（CPUがPowerPCの人はppc）をダウンロード）。
端末をひらき、/usr/local にcdし、tar xzvf sdcc-2.6.0-i386-unknown-linux2.2.tar.gz
パスに/usr/local/sdcc/binを加える
aduc814.tar.gzをダウンロードする。
適当なディレクトリでaduc814.tar.gzを展開し、makeする。
出来上がった aduc8xx を /usr/local/sdcc/bin にコピーする。

プログラム作成

お好きなテキストエディタでプログラムを作成してください。

レスキュークローラで，「2秒間前進，0.5秒間左回転，1秒間後退，停止」のサンプルプログラム
sample.c

コンパイル

コマンドラインから

sdcc ファイル名.c

sdccについて、http://sdcc.sourceforge.net/ に SDCCのユーザガイドがあります。

GP基板へ書込み

aduc8xx が必要です。
通常，生成されるプログラムの拡張子は，hex ですが， SDCC では，ihx になっています。

Windows & Linux: コマンドラインから
aduc8xx -c -w ファイル名.hex
または
aduc8xx -c -w ファイル名.ihx
MacOS X: コマンドラインから
aduc8xx -p シリアルデバイス名 -c -w ファイル名.hex
または
aduc8xx -p シリアルデバイス名 -c -w ファイル名.ihx
シリアルデバイス名は、/dev/cu.XXX (XXXはシリアルアダプタにより異なります)

USBダウンロードケーブル

USBダウンロードケーブルは，CP201x を利用した USB -> シリアルポートの変換器が組み込まれているようです。
開発ツールCDにもドライバが入っていますが， SILICON LABS から， Windows 2000/XP/Server 2003/Vista，MacOS X，MacOS9，Linux 2.6，Linux 2.4 用の最新版のドライバがダウンロードできるようです。

Windows では，ドライバをインストールすると（ケーブルを指す必要あったかな？），ポート番号が割り当てられます。
仮に COM5 に割り当てられた場合，

aduc8xx -p COM5 -c -w ファイル名.hex

または

aduc8xx -p COM5 -c -w ファイル名.ihx

と実行する必要があります。