逐次学習法において、入力パターン数kのとき、入力パターンsを入力中の 結合行列の変化分を とすると、結合行列 は 次のように表せる。
未知パターンを学習する時に、既に学習済みのパターンによってできた結合荷重値を 利用しているのなら、各パターンを入力している時の結合荷重値の変化分 は、入力パターン中の未知の部分を強く学習し、 既知のパターンと相関の高い部分はほとんど学習していないことになる。 そのため、 は入力パターンsを完全に記憶していないと 予想される。