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実験概要

実験5.2の結果で出力の結果が、結合荷重によって変化(学習成功、収束、発散)することが判明した。 そこで、実験5.2では結合荷重は乱数を用いて初期化を行なったが、 その乱数の種は時間関数の戻り値によるものである。 実験5.2の結果として遅れ時間が大きいときは発散をする回数が多かった。 しかし、この実験結果は乱数による初期化で偶然生まれた結果の可能性がある。 そのため、その偶発性を排除するために、乱数のシードを$10000$から$10099$までの$100$パターンを 用いてそれぞれの実験を行い。各遅れ時間による学習成功回数、学習失敗である収束回数と発散回数を求める。 これからの実験では、実験5.2より一般的な波形として正弦波と、最も学習をしにくい波形として方形波の2種類について実験を行う。



Deguchi Lab. 2012年3月9日