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作成したFLASHコンテンツ

 

本研究では対話形式のコンテンツを3つ用意することとした。 対話形式とは入力に対して何かしらの反応をアニメーションが見せる形になっている事である。 入力はマウス操作のみとなっている。 被験者は本科生5年生で、内容は本科で学習する範囲内で、被験者であれば誰でもわかる内容となっている。

本研究の目的はコンテンツの内容に対してどのような操作方法がユーザビリティの高いものになるかを調査することである。 被験者を本科生5年生とした理由は、アンケート調査をするにあたりデータが取りやすいからである。 コンテンツの内容を学習する範囲とした理由は、被験者には操作方法の評価のみをしてもらうので、内容はわかる範囲でなければならない事。 また、これから学習する学生に対しての応用がきくからである。 コンテンツを3つ用意した理由は、ユーザビリティを調査するにあたりコンテンツ内容との関係を調査するので違う内容のものを用意しなければいけないことと時間的制約により3つとした。

3種類のコンテンツはまったく異なる内容である。 また、コンテンツに対して用意した操作方法もまったく異なるものになっている。 操作方法にはそれぞれカーソル移動、クリック、ドラック&ドロップといったような特徴がある。

1つ目はダイヤモンド構造を立体的に表現したコンテンツである。 本科在学中に必ず習うであろうダイヤモンド構造は他の立方格子と比較しても分かりにくいため、3次元で表現して構造を理解してもらうために作成した。

2つ目は標準TTLのNOR回路の動作を表現したコンテンツである。 本科生は必ず習うというわけではないが、ディジタル回路内での電流の流れ等を理解してもらうために作成した。

3つ目はラグランジュの補間公式と最小2乗法を比較するコンテンツである。 本科生なら必ず習う。利点欠点を理解してもらうために同時に表示して比較してもらうために作成した。


Deguchi Lab.