前提条件であげた4つのデータを付加したものについてそれぞれ検証してみた結果を図 8.8に示す。 このグラフはX軸に手数、Y軸に学習誤差をとったもので、凡例に示してある数字は以下の付加情報を意味する。
この結果の“付加情報なし”と“1”に注目してみる。序盤〜中盤にかけて、若干ではあるが着手可能数を付加したほうが誤差が減少している。
次に“付加情報なし”と“2”であるが、“2”のほうが中盤終わり〜終盤は若干誤差率が上昇してしまっている。
それを除けば、特に中盤において非常に有効であることがわかる。
“3”は終盤において誤差が減少している。
“1+2+3”と“1+2+3+4”はお互いに誤差率が上下逆転しているが、全体を見ればどちらも大して換わらないことが分かる。