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実験概要


表 5.4: 予測対象とする地点
地点 特徴
東京都 東京 気象庁が予報精度検証に使用している地点
北海道 稚内 最北端の気象観測所で平均気温が低い地点
秋田県 秋田 夏と冬の気候が極端に違う地点
新潟県 新潟 日本海側に位置し、豪雪地帯に含まれる地点
長野県 軽井沢 富士山を除く最も標高の高い測候所
滋賀県 彦根 周囲を山に囲まれ、気候の変動が少ない地点
和歌山県 潮岬 太平洋側に位置し、季節風の影響を大きく受ける地点
香川県 高松 瀬戸内気候に属し、雨が少なく温暖な地点
島根県 松江 日本海側気候に属するも冬期は雪が少なく雨が多い地点
沖縄県 那覇 沖縄本島に位置し、平均気温が高い地点

気象予測の予測精度の分析を行うために、表5.4に示す東日本5ヶ所、西日本5ヶ所の1998年から2008年の11年間の気象観測所の日ごとの観測データを使い、実験2と同様に1998年1月1日から数えて2000日目から4000日目までの気象予測を行う実験をした。また、予測プログラムは実験1で作成したプログラムFを使用する。そして、各地点の降水の有無の適中率や気温の予測誤差から各観測地点と予測精度の関係性や各月の予測精度に関する特徴を分析し考察した。

Deguchi Lab. 2011年3月4日