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ベクトル空間法の実行と2値化処理

実験1では用語ベクトルに対してベクトル空間法を実行したが、ここでは5.1.2 項で作成した近似行列に対して行った。 その後、実験1と同様に2値化を行わずに評価する方法と、類似度に0.1以上の差があればモード法によって2値化を行って評価をする方法の2通りを試した。 今回ベクトル空間法を行った結果を表 5.2に示す。この表は複合語無・重要度有時の2Eディジタル回路1の類似度計算結果であり、ここでは1E電気電子設計製図と 2E電気回路1の類似度差が0.1を越えているので、2Eディジタル回路1、5Eディジタル回路、 3E電気回路1、5E情報ネットワーク、1E電気電子設計製図が評価対象となる。類似度の大きさは実験1とは大分異なっており、表と合わせて見ればそれがよく分かる。


表 5.2: ベクトル空間法の実行結果の上位一部
教科名 2Eディジタル回路1 に対する類似度
2Eディジタル回路1 1.000000
5Eディジタル回路2 0.908691
3E電気回路1 0.858086
5E情報ネットワーク 0.831514
1E電気電子設計製図 0.808797
2E電気回路1 0.662023
5E電気材料2 0.648945
3E電子工学 0.592364
5E応用物理2 0.498323



Deguchi Lab. 2016年3月4日