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5.2.1 記銘過程

 

時刻 t に入力パターン tex2html_wrap_inline1707 が提示された時に, 各シナプス結合を次式に従って更新する。

  eqnarray366

t=0 のとき,各シナプス結合がすべて 0 で,時刻が tex2html_wrap_inline1741 のとき それぞれ,入力パターン tex2html_wrap_inline1743 を 提示し,式 (10) によって更新を行なった場合のシナプス結合は, 次式のようになる。

  equation388

これを行列で表すと式 (12) のようになり, この行列を,入力パターンとそれが連想する出力パターンとの相関行列という。

  equation398

このように,入力信号と出力信号の相関をとることから, 式 (10) のことを相関学習といい,この式による連想記憶を, 相関記憶という。 また, tex2html_wrap_inline1745 の時の相関学習を, 自己相関学習という。



Deguchi Toshinori
1997年03月18日 (火) 14時34分51秒 JST