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正弦波を予測する手法

  予測の実験は、最初に位相0度における正弦波の値をネットワークに与えて、 位相が36度進んだ正弦波の予測値を得る。その後は、同様に実際の正弦波の値を入力とし、 以降の正弦波を予測する方法と、予測した値を入力にフィードバックし、 それ以降の正弦波の値を順次予測する方法の2種類の方法がある。

本研究では、ニューラルネットの予測については後者の方法をとる。 予測の精度は、正しい正弦波の値を入力とする前者の方が高いと考えられるが、 正弦波のような単純な時系列であれば、後者でも十分な精度が得られると考えられるからである。 予測が学習とおおきく異なる点は、 実行過程において教師信号を与えず結合荷重を変化させないことである。



Deguchi Lab.