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: 条件分岐の実際の使用例 : プロトコルの決定 : 比較   目次

条件分岐

先頭4bit:(1011)$_{2}$

6.9は、比較命令の結果成立した比較演算子と、引数に入力した比較演算子の二つに共通の演算子があれば、条件文が真であるとみなして分岐(ジャンプ)を行う命令である。比較演算子の指定は、a3〜a0の各ビットと演算子を対応付け、ビットの値が1であればその演算子を条件判断の対象とする。もしこれが全て0である場合、無条件ジャンプのコマンドとして使用することもできる。演算子と各ビットとの対応は次のとおりである。

a3 a2 a1 a0
$!=$ $>$ $<$ $=$

b7〜b0で指定する「ジャンプする命令数」とは、条件文が偽である時に、成立時に実行する部分を飛ばすために指定するものである。


表 6.9: 比較結果に応じて条件分岐させるコマンド
1byte目 2byte目 16進表示 機能
上位4bit 下位4bit 上位4bit 下位4bit 上位 下位
1011 比較演算子 条件式が偽の時 0xBX 0xXX 比較命令実行の結果
ジャンプする 成立した演算子と
命令数 引数を比べ分岐。



Deguchi Lab. 平成20年3月4日