電気情報工学科の資格取得(実践技術単位制度)の取り組み

 電気情報工学科では、学生の資格取得を推奨しています。資格と言っても様々なものがありますが、本学科では、特に電気・電子・情報・語学に関するものをピックアップして学生に提示しています。また、TOEICテストの高点数やサイエンスに関するボランティアの参加など資格取得と相当と認められるものも推奨しています。ここでは、本学科が資格取得の取り組んできた「実践技術単位(ポイント)制度」をもとにその実績の例をご紹介いたします。

  • 電気情報工学科の学生の資格取得を集計した結果、5学科のトップとなりました(平成23年度末)。5学科の延べ数の平均41件に対し、本学科のは84件でした。また、資格の中には、本学科のみ資格試験免除制度もあり、指定された科目の単位を取れば利用することができます。

  •   試験等の免除のある資格

      第二種電気主任技術者資格認定試験の免除(要実務経験)
      第三種電気主任技術者資格認定試験の免除(要実務経験)
      第二種電気工事士の筆記試験の免除
     

    • 本校では第3学年にTOEICテストを全員受けます。400点以上の学生には本校の規定により、特別学修の単位が与えられます。TOEICテストはビジネス英語が中心ですが、本学科は「技術英語」を開講していおり、論文などの工業技術系の英語にも力を入れています。
    • 情報技術系の資格でもっとも代表的な基本情報技術者があります。この試験は、プログラミングだけでなく、コンピュータシステムなどのハードウエアの知識も必要です。本学科のカリキュラムでは、これらのほとんどの内容を網羅しており、卒業までにはこれと同等以上の知識を学ぶことになります。実際、本科では24名もの学生が合格(平成22年3月報告分)しており、さらに、難関であるソフトウェア開発技術者の合格もありました。
    • 第5学年では卒業研究を行います。この研究が優れている場合は、学会やシンポジウム等で発表することがあります。本学科では、口頭発表や論文発表にも単位(ポイント)を認定しています。普通、学会の発表は大学4年生からですが、本校では、さらに2才若い年令から発表できるため注目を集めています。本学科からはほぼ毎年、何人かの学生が学会発表をしております。