「倫理教育」
 研究費に関する倫理教育のe-learningをすることになった。試験に合格しないと、科研費を申請できないそうだ。以前受けたが、更新年月になるそうだ。この歳になって・・・とは思うが、やってみると、結構厄介。何といってもPDFファイルを画面上で見るのは疲れる。全部で八部門あり、一部門で20ページを越す。やっと読み終わってからテストを受けるのだが、問題を単純に読むのに疲れ、意味を理解するのに疲れ、答えがなかなか出てこない。100点満点の80点を取らないと、次の部門に進めない・・・。これを、八部門クリアしてやっと修了証書がもらえる。丸一日かかりました。久しぶりに、フル回転で脳を使った。ぼけ防止にはなるが、流石にいっぱいいっぱい。
「論文作成」
 半年以内に、論文を書きあげることにした。これが最後というわけではない。
 (9月11日)

「あっという間に」
 誕生日を迎え、何事もなく学会発表も終わり、久しぶりに高速道路を走り、大谷君は打たれ、藤井壯太君も負け、台風で停電になり「義母の・・・」と「最低限の・・・」を録画できず、前途多難の予感の67歳・・・。
 授業をすることがなくなったので、学会発表で滑舌を心配していたが、立て板に水だった。
 (9月5日)

「尾畠さん」
 私よりも一回り歳なのに、すごいの一言だ。頭が下がる。自分は何をやってるのだろうと、忸怩たる思いになる。すべきことが何かあるのではないかと、考えれば考えること、何もできなくて落ち込んでしまう。とりあえず、来週の学会発表だけはしっかりやろう。
 (8月21日)

「腰痛」
 家でエアコン生活→運動不足→体重増→腰痛→以下初めに戻り、無限ループ・・・。
「大谷さん」
 二刀流も魅力的だが、投手に専念したら、シーズンでどれだけの成績を残せるか。バッターに専念したらどれだけの成績を残せるか、一度は見てみたい気がする。  ポストシーズンでの活躍を見てみたい。
 (8月7日)

「農耕作業」
 昼も夜もエアコンの中で閉じこもりの生活をしている。この暑さでは生命の危機を覚える。
 先週、学校の帰りに、最高温度の時に畑仕事をしていたら、近くの若い母親さんに「倒れないようにしてくださいね」と心配されてしまった。久しぶりに若い人と話をして嬉しかった(そっちかい!)。
「順位戦」
 藤井7段の順位戦がある。順位戦では無敗であるが、今日は難敵の西尾さん。正念場だ。プロデビュー100局目だそうだ。現在84勝15敗。すごい。
 (7月31日)

「気楽な年金生活」
 残念ながら、思い描いていたものと程遠い。二つの棘のうちの一本は、傷跡を残しながらも、やり過ごしたが、もう一つは重くのしかかる・・・。開き直って、私の所で終わりにします、と言ってもいいのだが、反撃が怖い・・・。ゆっくり考えます。
「熱中症」
 生命にかかわると思いながら、一番暑い時間に畑仕事をしている。学校の自宅のちょうど中間に第二農園があり、ここが一番土壌がよく、ナス、ピーマン、しし唐、トマト、枝豆を栽培している。今が最盛期で収穫しないと、とんでもないことになる。学校を出るのが午後零時だから、収穫時間は最高気温を記録する頃・・・。日当たりもよくさえぎるものは何もない。ひょっとしたら、畑で死亡なんて新聞記事が・・・。その時は岐阜高専の特命教授と肩書をつけるように遺言しておくか。
  (7月24日)

「不調」
 夕食を食べてから、あくる日の朝食を食べるまでに14時間空きがあるのだが、食欲が全くない。食べることが労働になってしまっている。それなのに体重は減らない・・・。暑くて運動もできないからだろう。一生懸命作った枝豆も収穫できない。スイカもまだ大丈夫と思っていたら、この暑さで、一気に焼けてしまった。
 藤井君はNHK杯も負けてしまったし、大谷君も休みに入る。
 実は二つの事柄でストレスに陥っている。時間だけが過ぎ去っていく。
 八月末には学会もあるし、この夏を乗り越えることができるのだろうか。岐阜高専でお世話になった皆さんのために、何とかしたいのだが・・・。
 これまでは学生さんから、元気を分けていただいていたが、それもない。これは何とかしないと、本当に危ない気がしてきた。
 (7月17日)

「負けました2」
 竜王戦に続き、王座戦もタイトルの道が閉ざされてしまった。さて、何を楽しみいして生きていこうかと考えていたところ、大谷君の復帰。当分、楽しめます。
「高専で私は何をなしたのだろうか」
 思えば、事務職員の方に迷惑をかけてばかりだった。「先生が科研費を取ってくるものだから、事務の仕事が増える」との発言に返す言葉がなかった・・・。もう30年以上も前の話だ。
 (7月10日)

「負けました」
 勝てるだろうと思っていましたが、思いがけない敗戦でした。流石、新人王を連破している増田六段・・・。昨年の29連勝の雪辱を果たした。しかも、同じ竜王戦の舞台で。今日は順位戦で増田六段の師匠の森下九段。今日も遅くなるだろう。
 (7月3日)

「寝不足」
 大一番。負けることはないだろうと思っていましたが、期待通りの圧勝2連勝。  これで、王座戦は準決勝進出。竜王戦は2回戦へ。両棋戦とも、終局が10時近くなるので、感想戦を見ていると12時近くになってしまい寝不足状態・・・。
 王座戦は、次は、斉藤慎太郎さん。詰将棋選手権で藤井さんの前の優勝者であり、会場でも藤井さんのことを気にしておられたそうだ。トーナメント戦は一度負けたら、また来年になるが、挑戦者になれば王座戦は3勝2敗でタイトルを取れる。藤井さんが3敗することはありえないような気がするので、あと2勝すれば、最年少タイトルを獲得できるような気がする。
 大谷さんはまだ無理のようだし、しばらくは将棋を観るのが唯一の楽しみだ。
 (6月26日)

「社会貢献」
 高専で教職員の皆さんに迷惑ばかりをかけてきたのだから、その償いに、定年後は社会貢献をすることが一番いいようには思う。私のようなものに何ができるのだろうかと思うと、それだけで、毎日が過ぎ去っていってしまう。
「乾坤一擲の大勝負」
 いよいよだ。楽しみにしていた。羽生竜王の名人戦挑戦の1日目。6戦目で佐藤天彦名人が王手をかけている。これに勝った羽生さんが追いつくか楽しみだ。しかし、1日目は午後6時半ごろ終わってしまう。
 もう一つの注目は藤井壯太7段のC級1組順位戦の初戦。相手は森下卓9段だ。藤井さんの若い?頃からその才能に注目し、東京で研究会を開いて多くの経験を積ませていたと聞く。羽生さんの後は、藤井戦でネットにくぎ付け、と思っていたら、関西将棋会館での対戦で、地震の影響で延期となった。
 さて、ぽっかりと空いてしまった楽しみをどうすればいいか。コンテンツが何かあったような気もするが・・・。
 (6月19日)

  「存在意義」
 社会の歯車の中で、特に社会貢献ができないこの身は、存在することに意味があるのであろうか。ただいたずらに年金だけをもらって何もせずに生きていっていいものだろうか。一億総活躍社会というが、何かで貢献をとは思っている。それを探すうちに、病気になるか、認知症になってしまうのだろうか。老人性鬱の典型的症状になってしまった。
 (6月12日)

「東海北陸自動車道のバス事故」  よく無事に済んだものだ。パニックにならずに機敏な行動をした銀行マンは素晴らしい。半年前にその場所は往復したが、長いトンネルを抜けたあと、しばらく片側一車線が続く。心身ともに疲れ、ほっとしたところで、血圧の変動が大きかったのだろうか。私もそうなっても不思議ではない状況だった。AIで運転手のチェックをして、異常があれば対応する車がいずれできるのだろう。
 ブレーキとアクセルを踏み間違えることは、どんな人でもありうる…ということを強調しておきたい。自分だけは・・・と思っていると危ないですよ。
 (6月5日)

「中間試験」
 今週末からだそうだ。懐かしいですなあ。5年生の就職や編入学試験はどんな状況なのだろうか。あの学年も相当にレベルが高かった。祈健闘。
 担任はY田先生、といってもたくさんおられるが・・・、しっかり指導されておられるから、きっとうまくいくでしょう。
「科研費」
 今年も電気はかなり採択されたらしい。私はあと二年で切れる。学会発表で毎年研究成果は公開しているが、最終的な検証ができるのはデータがそろってからなので、論文にまとめるのはそのあとになる。それまでに、別kの切り口で論文を書こうかと思っている。
 (5月29日)

「物々交換」
 エンドウを近所に配布していたら、お礼に、いろいろなものを頂けた。その家で独自に作っているものや、珍しいもののおすそ分けなど、興味深いものもある。エンドウやイチゴの最盛期は終わり、次は、玉ねぎとジャガイモが控えている。家庭菜園は30年近くになるが、よく、勤務の合間にできたものだ。逆に今はおっくうになっている。登山や温泉巡りもしなくなってしまった。こうして年老いていくんだろう・・・。カラオケも最近やってない・・・。
 月曜日の午前五時からの大谷さんの試合は欠かさず見ている。今週は東海岸への遠征で、注目はマー君との投手対決。これは見逃せないと思ったら、開始時間が午前2時30分・・・。流石に無理。
 下記、神さんに見られるのも恥ずかしいので、鞄に入れて持ち歩くことにした。
 (5月22日)

「卒業生」
 前年度の卒業生から、寄せ書きを頂いた。卒業生の一言一言が、乾いた心に染みわたってきた。私も楽しく過ごせた。気持ちのいい学年であった。
 (5月15日)

「責務2」
 発注物品の起票で時間がぎりぎり、眼もかすみ、久しぶりに事務仕事をした。これはまいりました・・・。これを処理する事務の方はもっと大変だと同情します。
「5月7日」
 朝五時から大谷君を観戦、その後、科研の報告書を書き、午後から将棋の藤井ー屋敷戦を観戦。屋敷九段は昨年までA級棋士で、史上最年少の18歳でタイトルを取っている。当面、藤井さんが記録として目標になるのはこれだろう。藤井さんが終始優勢で、強いの一言である。次は深浦さんか羽生さん、どちらになっても興味深い。感想戦が終わったのは11時。18時間ディスプレイの前にいたことになる・・・。
 (5月8日)

「GW」
 逆に、いろいろなことがあり、忙しい。行楽は働いている皆さんに遠慮して、家でひっそりと息を潜め、皆さんが働き始めたら、世の中の生産及び消費活動に少しだけ貢献をする。今できることは、新鮮なエンドウのご近所への配布です・・・。
 結構、この時期は科研の報告、計画、学会発表の申し込み等、暇そうに見えて、油断のならない日々を送っている。特に、学会発表の予稿は第一弾を書き上げて、だんだんと水くしていけば位と思っているのだが、すっかり忘れて締め切りが迫っている。昔は論文を書いたら、半年間は机の引き出しにしまっておけと言われたものだが、今、そんなことを悠長にやっていたら、あっという間に置いてきぼりになってしまう。
 (5月1日)

「責務」
 科研費の管理(具体的には各研究室のPBL物品の起票)、昨年度の報告書の作成、今年度の実施計画の総括、学会発表、等が科研関係の仕事。
 昨年度までの経験ではオープンキャンパスまでは、結構、気の抜けない日々になっている。
 それ以外の出不精の日々をどうするか。深刻に考えなくてはならない。やっと気力を振り絞って、ナス・トマト・枝豆の畝を用意したが、疲労感が深刻だ。イチゴを収穫しなくてはならないが、めんどくさい・・・。これに、エンドウ部隊の攻撃が待っている。
 唯一の楽しみは、将棋の藤井さん、MLBの大谷さん、の中継だ。テレビドラマも面白そうなのがある。ブラックペアン、ミスなんたら、シグナル、意外に面白いのがPTAグランパ。かくしてますます○ブ症になる・・・。
 何か世の中のためになる生産活動を、と思うのだが、収穫野菜の無料提供でも始めるか・・・。
 (4月24日)

「特命教授」
 4月から週一回短時間で科研費の業務をこなすことにしました。
 この一週間は神さんと、「あれ、これ、それ」の会話をしただけで、他の人との会話はなかった。今日は久しぶりに神さん以外に総務のKさんと会話をした。「こんにちは」・・・。
「大谷さん」
 午前中は大リーグを観る。したがって、活動を、見終わった後の午後2時頃だが、中途半端なので、録画したドラマを観る。午後四時からはお酒タイム。そのあと、食事、入浴、テレビ、就寝、起床、朝食、大リーグ観戦、以下無限ループ・・・。その結果は○ブ症。
 学会の予稿はとりあえず書いてあるので、あとは、科研費関係。ぼけ防止にはなります。
「若者の系譜」
 スケートの羽生さん、将棋の藤井さん、野球の大谷さん、次から次へのスターが生まれてくる。テレビもこれだけのコンテンツがあると、番組制作も楽だ。
 藤井さんに刺激を受けたか、名人戦第一局の佐藤天彦名人と羽生竜王との対局は素晴らしかった。ソフトでは対応できない手の応酬ではなかったかと思う。福崎文吾さんや木村一基さんの解説は、なかなか面白い。ひとつの娯楽コンテンツとして成り立つのではないかと思う。
(4月17日)

「卒業式」
 またこの日が来た。五年間はあっという間であっただろう。人生の中で、もっとも大きな意味を持つ五年間であったことを、いつか思老いだすと思う。ボンボヤージ。よき航海を。
「引きこもり」
 休みを取った関係で、この一週間、家から全く出ていないひきこもり状態になってしまった。ひたすら、酒の解禁時間である午後四時を待っているだけ・・・。学会の予稿を5月初めまでに投稿しなくてはならないが、お酒が入らないと書く気になれない状態にある。
 出不精という言葉があるが、運動しないので、ぶくぶく太り、本当に○ブ症になりそうだ。
「名人戦挑戦者プレーオフ」
 6人が六勝四敗で並び、史上初めての6人によるプレーオフとなった。パラマス方式で行われ、本来ならば最終局に勝てば、挑戦者になっていた久保王将と豊島八段が最初に対戦することになった。豊島さんは久保さん、佐藤康光さん、広瀬さんを破り、羽生竜王と対戦することになった。
 羽生さんは、王位と王座を昨年若手に奪われたが、明らかに変調であった。それが、竜王戦当たりでは完全復調し、今回も、満を持しての対局であった。終盤、桂馬による金取りを放置し、ト金を寄せたときには、解説者は一様にびっくりし、羽生さんが間違えているのではないかとも言っていた。豊島さんも俄然やる気を出し、読みふけっている。ソフトの「ぽんぽこ」も予想していなかった手だ。しかし、その後の研究では、この手が一番よかったそうだ。別のソフトの「ポナンザ」による深層まで踏み込んだ読みでは、羽生さんの手を差していた。羽生マジックと言われて久しいが、羽生さんであれば、ソフトに勝つことができるような気がする。
 藤井壯太六段も、三枚堂六段相手に終盤に、相手が思いつかない手を指し手いる。もう羽生さんのレベルに達しているのかもしれない。糸谷戦が本当に楽しみである。
 (3月20日)

「AP講演会」
 冊子を読ませていただいた。なかなかいい仕事をされている。幾つかは日本工学教育協会の年次大会に発表できると思うので、そこでも成果を公開した方がいいように思う。
「C1順位戦」
 ネットで見ていたが、将棋はミスをいかに少なくするかのゲームで、最後にミスをした方が負けるということがよくわかった。それまで積み上げてきたものが、たった一度のミスで一気に奈落の底へ落とされてしまう。10代の貴重な時期を将棋にかけて過ごし、才能がある人の中から限られた人だけがプロになれる。三段リーグの将棋はA級順位戦より厳しいといわれる。そして年齢制限でプロになれなかったとき、本人に残されたものは何もない。将棋の才能があるのだから、他の分野でも楽にやっていけるように思うが、そうでもないようだ。
 杉本八段が藤井戦後に話していたが、「藤井はいつもこんな環境で指しているのか、と改めて実感した」そうだ。中学2年生がすさましいフラッシュの中でヒフミンと対局し、勝利後のインタビューに冷静に答える。大ホールでの公開対局でも全く動じない強い精神力。優勝戦で相対した広瀬八段も動じる様子はなかったが、公開の感想戦で「ちょっと私には荷が重かった」と自虐的に話し、会場の笑いをさそっていた。
 そして内藤九段、羽生竜王に次いで17年ぶりの四冠(対局数、勝率、勝ち数、連勝数)が年度内で確定した。この少年!はいったいどこまで行くのだろう。
 (3月14日)

「書き換え」
 一時期、管理職的な仕事をしており、また、、JABEEにかかわっていた経験から、信じがたいことが財務省で行われていたことに驚くばかりである。それ以前に、決裁文章の中に政治家等の個人名が書かれていることが奇妙に感じる。決済の最初のページは印があり、そのあとに詳細文章が続くので、印を押した全員が、後付け文章の変更を知っているとは思えない。総理の国会でのあの発言をちょうど車の中で生で聞いて、何をムキになっているのだろうと思っていたが、財務省の屋台骨を揺るがしかねない事態になっている。
「体調」
 神さんも持病のようなものがあり、時々体調がすぐれないことがあり、その時は炊事・洗濯は私の出番になるが、私の存在意義はどうやらそこだけであるようだ・・・。
「人間業ではない」
 名人挑戦プレーオフの広瀬ー豊島戦をネットで見ていた。解説は三浦さんであったが、終盤の寄せで、ソフト「ぽんぽこだぬき」が桂馬を打つ手順を示したとき、三浦さんが驚愕して「この手は人間ではとても思いつかない」と叫んだとき、聞き手の女性棋士の冷静な一言「先生、お狸さまは人間ではありません」には思わず笑ってしまった。
 三浦さんは非常によく読んでおられて、素晴らしい解説であったのだが、終盤の詰むや詰まざるや、必死か否か、等の最も重要な局面で人間の及ばない手を正確に判断できるところは、もう、ソフトがすぐれているのだろう。藤井六段ならばこれを悠々と指しているのだろうか、非常に興味がある。
 半年前には菅井王位、豊島八段、稲葉八段には勝つことができなかったが、今の状態であれば、もう同等以上のレベルに達しているのではないだろうか。A級に復帰する糸谷八段との対戦が予定されているが、ここが、正念場であろう。3月15日の順位戦最終局の三枚堂さんとの一戦も興味深い。
 (3月13日)

「抜け殻」
 ぽっかり穴が開いたようだ。何となく覇気もなくなった。これから新しい生活とどう向かい合っていくか。カレンダーには私と神さんの予定が書きこんであるのだが、民生委員をやっている神さんの予定が圧倒的に多く、日曜以外はカーブスに通ってエクササイズ・・・その間、私は留守番・・・。
 退職後は、家庭菜園、登山、温泉巡り、デイトレードなんて、愉しみにしていたが、どれも何となくやる気が起きない。せめて夫源病の元にならないようにしなければ、料理でも覚えるかなあ。
 (3月6日)
「最後の授業」
 本当にこれで終わりになりました。もう学生の前に立つこともないでしょう。最後は拍手で送っていただきました。とても楽しいクラスで、楽しんで授業をすることができました。
 (2月28日)

「エキジビション」
 堪能した。最後に参加者全員で手をつなぎ挨拶するところで、羽生君の両脇がザギトワとネドベージェワになっているのを見て、さすがに華があるなあと感心していたが、その後、ネットで見ると最初は宮原さんとデミトリが両脇で手をつないでいたが、ザギトワとメドベージェワが尻ドンで割り込むのがしっかり映っていたのには笑ってしまった。スピードスケートの金とカーリングの銅は生で見ていたが、びっくりした幕切れであった。マリリンの驚いた顔が印象的であった。運命の神様が最後に微笑んだのか・・・。
 (2月27日)

「採点」
 26÷5まではあっているのだが、答えが13になっている・・・。ウーン。最後の試験にこの答案があるのか・・・。部分点は・・・。
「堪能」
 土曜日の午前は羽生ー藤井戦にくぎ付け。羽生さん敗戦。午後一番はフィギュアにくぎ付け。羽生さん二連覇。そのあとは広瀬ー藤井戦。広瀬さんもA級棋士で元タイトルホルダーだが、藤井さんが圧倒。特に終盤はなった桂馬には驚いた。一分将棋の中でこれを見つけることができる棋士はいるのだろうか。朝日杯優勝で中学生のうちに六段昇段。豊島八段や菅井王位にはまだ及ばないと思っていたが、深浦9段に逆転負けした経験を糧にして、さらに成長したのだろう。これからも目が離せない。
 日曜日は小平さんにくぎ付け。さすがのタイムだが。スタートのピストルが異常に長く感じられた。あくる日に放送されていたが、普通は3.3秒から3.6秒くらいなのだが、小平さんの時だけ4.4秒かかっていたそうだ。この一秒の差はいくら何でも遅いと思う。
 (2月20日)

「電気回路試験」
 これですべての試験が終了。ちょっとむつかしかったか・・・。全員合格してほしいものだ。
「スノーボード」
 ハーフパイプ。あまりなじみがなかったが、一気に注目を集めている。帝王ショーンホワイト。流石に一気に逆転した。すごい。
「羽生さん」
 今週末は将棋の羽生さんと藤井さんの対戦。フィギュアスケートの羽生さんも登場。国民栄誉賞の記者会見で羽生さんが羽生さんにエールを送っていた・・・。
 (2月14日)

「電子工学試験」
 本当に人生最後の電子工学の試験。解答の上に、「ご苦労様でした」の文字が・・・。ウウウ・・・。
「棋王戦」
 渡辺棋王と永瀬八段とのタイトル戦を観ていたが、大勢は決したとみて、五輪を観ていた。3時間ぐらいしてネットをつないだら、泥仕合になってまだやっていた。流石に粘りの永瀬さん。渡辺さんも苦労をしながらもなんとか勝ち切った。なかなかプロの試合は面白いが、解説の良しあしでかなり印象が違ってくる。木村一基九段はさすがの解説だ。
 (2月13日)

「試験問題作成」
 最後の試験問題作成。試験問題のミスが報道されているが、他人ごとではない。答案返却しているので、採点ミスはチェックされるが、問題のミスは思わぬところで起きる。来年度からは、こんな緊張感からも解放されるが、緊張感の全くないまったりとした世界で、私は生きていくことができるのだろうか・・・。
「師弟対決」
 藤井さんがあれほど粘ったおかげで、師匠の杉本さんとの対戦が実現した。ネットで観戦でき、いい時代になったものだ。
 (2月7日)

「過去問解説」
 昨年と同じ間違いをしてしまった。そういえば、その前の年も・・・。
「地蔵流」
 藤井さんが一期抜けしたC級2組の序列1位はあの懐かしい南九段であった。7期タイトルを保持した名棋士だったのでよく覚えている。昨日は王将戦の一次トーナメントで藤井さんと当たった。さすがに、もう衰えているかと思ったら、とんでもない気迫。懐かしい地蔵流だ。ずっと押しっぱなしの局面が続く。普通は100手から120手ぐらいで決着がつくのだが、藤井さんも粘りに粘り、なんと200手を超えるあたりから互角に持ち込み、とうとう230手で逆転してしまった。南さんの棋力・気力を藤井さんはしっかりと吸収して、また成長していくのだろう。
 (2月6日)

「多相交流」
 いよいよ電気回路も最後の授業。あとは期末試験と答案返却。何とかたどり着いたが、ここでぽっくり逝くと、誰かが試験問題を作ることになる。学生にとっては死活問題?。何とか問題だけは作っておかなければ・・・。
 (1月31日)

「行司無視」
 待ったなし、の声をかけても3回待ったする力士、手をついて、の声をかけるも、ちっとも手をつかない力士・・・。そもそも、国技とはどこで定義しているのだろう。
 (1月30日)

「トップの責任」
 トップの辞任が相次いでいるが、あれだけ問題を起こした協会の理事長は責任を取って辞任することはないのだろうか。マスコミからも聞こえてこない。責任を部下に押し付けているように思えるのだが・・・。
(1月24日)

「教科書」
5年ほど前から携わってきた教科書がようやく日の目を見るところまで来ました。授業もあと少し。ヘロヘロです。
(1月23日)

「竜王就位式」
 すべてを見ました。俳優の東出さんの祝辞が俊逸でした。羽生さんの感謝のこもった握手と礼が印象に残りました。また、竜王戦の最終局で初めて使った将棋駒一式を羽生さんに寄贈する所持者にはびっくりしました。相当高価なものだと思う。
 (1月17日)

「中学生に救われる」
 将棋界に吹き荒れたソフトの不正使用の冤罪騒動はまだ最近のことであった。態勢を立て直すためには相当な努力が必要であろうと思っていたが、一人の中学生がそれらをすべて忘れさせ、将棋界は一躍注目の的となった。羽生さんの国民栄誉賞というビッグニュースも飛び込んできた。
 土日は藤井四段の対局をすべて見た。澤田さんに完勝し、佐藤天彦名人にも堂々とした勝ぶりであった。中学生が公式戦で時の名人に勝つことは初めてのことであり、今後も出ないであろう。名人と公式戦で戦うということは一年目や二年目ではなかなかありえない。次は永世七冠の羽生さんだ。
 (1月16日)

「一日一回」
 必ずどこかで間違える。学生が指摘してくれる間はいいが、これが教えてくれなくなると大変だ。それが、試験の採点で起きたらと思うと・・・。昔、答えが簡単にならない問題をだし、学生が首を振りながら一生懸命計算していたことを思い出す・・・。
 (1月10日)

「最終章」
 あと二ヶ月、実質授業は1か月。もう学生の前に立つこともない。と、感慨深くなる前に、その一か月がもつだろうかを考えなくてはならない。ここで踏ん張らないと多くの皆さんに迷惑がかかる。最後の鞭を入れる必要があるが、鞭を入れたらショック死してしまうからなあ・・・。
 (1月9日)

「引き算」
 薬局で薬代が9860円、10060円を渡す。なぜか、おつりが2千円と思い込んでしまい、200円を渡されて怪訝な顔をしてしまう・・・。こんなんでまともな試験問題ができるのだろうかと考えてしまう。
 よいお年をお迎えください。
 (12月26日)

「AIスピーカー」
 いいかもしれない。定常的な会話が急になくなったら、使用者にメールする。あるいは緊急連絡先、119番通報するなどをAIが判断すれば孤独死を防げるかもしれない。そのうちにAI同士が連絡しあう等といった時代が来るかもしれない。
 入試問題の製作もAIに任せればいいような気がする。教えるのもAIの方が個人指導でうまくいくような気もする。教員はいらなくなるかも・・・。翻訳ソフトも素晴らしいものができ、通訳も言語教育の先生もいらなくなる・・・。
 (12月20日)
「リルレの法則」
 電気回路IIの授業中に学生質問したら、それは「リルレの法則のことですか」と言われびっくりした。誰に教わったか聞いたら、I田先生からだという。私の専売特許だと思っていたが、結構誰でも知っている話なのだろうか・・・。
【異次元の強さ」
 藤井四段の朝日杯将棋トーナメントを二試合見せてもらったが、異次元の強さだ。このまま順調に成長すればすごい棋士になると思う。
 (12月19日)

「究極の錬金術」
 朝から体が重く(体重も・・・)、授業も何となく元気が出てこない。延び延びにしていた例の「クレジットシステム」の話を予定していたが、最初はうまく話せるか自信がなかった。しかし、だんだんと興に乗ってきて、メリハリのついた今までにない出来栄えであった。これが最後であると思うと力が入った。終わって部屋に帰るとどっと疲れが出て、燃え尽きた・・・。
 (12月12日)

「歴史の目撃者」
 将棋の羽生さんが永世7冠を獲得した。終局まで楽しませてもらった。国民栄誉賞に十分値する。
 生で最初から終わり、しかも感想戦までネットで見られるとは、時代も変わった。ソフトによる研究も並行して行われている。しかし、放映権などで、よく新聞社が許しているものだ。もともと新聞棋戦として始まったもので、新聞に載る前にネットで変化まで出てしまうのだから、売れ行きにもかかわるだろうに。
 将棋フアンとしては大歓迎。
 (12月6日)

「宿題」
 忙しい頃は、早めに済ませて寝かせておいたものだが、時間がある身になると、かえって直前までやる気が出てこない。かといって、いつも時間があるわけでなく、何となく忙しい。これって、おそらく処理能力が落ちたことが一番なのだろう。
 明日は久しぶりに、昔の教務のメンバーと飲み会。楽しみだワン。
 (11月29日)

「羽生不在のNHK杯視聴率急落」
 少し前に上記のタイトルで、ネットに記事が出ていた。日曜昼のNHKの将棋コーナーでは、一年にわたりトーナメントでNHK杯優勝者を決めている。羽生棋聖が負けたのは知っていたが、それほど視聴率に影響があるのだろうかと思ってクリックしたら、
 スケートの方なのね・・・。
 中間試験も終わり、あっという間に12月。今年中の宿題がまだ残っている。
 (11月28日)

「計算用紙」
 答案用紙とは別に、草稿・計算用紙を配っている。今回の電気回路IIはこれだ!
 学生たちはにやにやして、ホンワカムードだ。せっかく覚えてきたものを忘れてしまわないだろうか・・・。
 (11月22日)

「中間試験」
 90分試験の場合、60分たてば退出できるので、机に解答用紙を置かせて退出させる。いつものように、退出した席の答案を番号順にまとめ始めた。しばらくして後ろを見て気が付いた。誰もいない・・・。
 ちょっと問題が簡単すぎたか・・・。いやこのクラスは非常にできるクラスであることを改めて認識した。外にいる学生が「回収を手伝いましょうか」と言われたが、そうもいかない。初めて一人で全答案を回収した・・・。
「盤上の向日葵」
 新聞の新刊案内で概略を知り、興味を持っていたが、久しぶりに書店で本を買った。かなり分厚い本であったが、引き込まれるように読み切った。実は、中学生棋士の藤井四段に触発されて、定年退職した教員が趣味で将棋を覚え、相手がいないのでコンピュータ将棋やネット将棋を差すうちに、能力が覚醒し、アマチュア名人になり、その資格で竜王戦の予選に出場し、あれよあれよという間に竜王のタイトルを取ってしまうというストーリで小説でも書こうと思っていたら、年齢に違いはあるものの、それと同じ出だしの作品であることにびっくりしてしまった。奨励会の仕組みなど、将棋のかなり深いところまで知っている人たちには、とても興味深い作品であったと思う。
 (11月21日)

「翻訳」
 昔のことを整理する必要があり、ふと思い出したのが、高専に来て最初の頃、頼まれて辞典の翻訳をしたことです。図書 館に行って確認すると、マグロ―ヒルの「科学技術用語大辞典」で、翻訳者の一覧を見ると、なんと私の名前が載っているではないですか。1979年に第一版がでて、結構その後も重版されているようです。40年ほど前のことですが、どの図書館にもあるでしょうから、何となくうれしくなります。
 (11月8日)

「研修旅行」
 見送りに行こうかと思ったのですが、2か月に一度の病院通いと重なり、断念しました。水曜日以外は晴れそうなので、旅行を楽しんできてほしいものです。
「叙勲」
 尊敬する先輩教員のT冨先生が授与された。お喜びを申し上げたいと思う。私の場合は・・・、死亡叙勲の可能性が最も高い・・・。
 (11月7日)

「WS」
 月曜日は勤務日ではないので、アストロズとドジャースの死闘を堪能した。明日はバーランダ―が先発というが、どんな試合になるだろうか。WSからボールが変わって、滑りやすくなったという話題が出ている。確かに、CS前よりもホームランが多くなっている。特にスライダーがうたれているらしい。
 高専祭も終わり、次は研修旅行。帰ってきて一週間後には中間試験・・・。

「豊島8段」
 藤井フィーバからの関連で知ったのだが、豊島八段が素晴らしい。今年からA級入りしているが、勝ちまくっている。棋譜も素晴らしいが、対局姿勢を見てびっくりした。凛としたたたずまいで、ほとんど動かない。キツツキ棋士が悪いというわけではないが、豊島八段との対戦を見ていると、ぺこぺこしているようで、何となく負けるだろうなあと想像してしまう。
「台風」
 またしても週末あたりに来そうだ。高専祭なので気になるところ。何とか南へ外れてほしいものだ。
 (10月25日)

「アルファ碁ゼロ」
 最強の中国棋士を破ったアルファ碁に対して新たなAIによるアルファ碁ゼロは、数か月の自分自身の自己学習により能力をあげ、先のアルファ碁との対戦では100勝無敗という。もう人間で勝てる人はいないだろう。将棋のポナンザは古いタイプなので、これが自己学習で能力を磨いたら、同じく人間は勝てないだろう。知の部分はコンピュータに任せて、別の分野で人間の活躍の場を求めていくことになるのだろう。将棋は日本独自の文化になっているが、将棋道と言った方に目を向けていくことになるのだろうか。将棋連盟はどうするのだろう。ところで、最近の若手の対局を見ていると、リズムをつけて指し手を読んでいるのであろうが、その様はウッドペッカーのようである。分厚い将棋盤の前で、二人が互いに振り子運動する様は、いやはや何とも・・・。
 (10月24日)

「囲碁7冠」
 井上名人が達成された。12歳でプロということは小学六年生でプロ・・・。十代後半から二十代前半が能力のピークだそうだ。囲碁はたしなむ程度なのだが、独特の世界があるのだろう。
 本日は学生会行事。授業と間違えて学校に来たわけではなく、たまっている仕事をしている。現役のころに比べても、締め切りや限定された日など、結構油断のならない日々を送っている。単に、処理能力が衰えただけかもしれません・・・。
 (10月18日)

「教科書」
 かなり前からの宿題で、教科書を共同執筆していたのですが、ようやく初稿にたどり着きました。しかしながら、初稿の締め切りがものすごく早く、細かいところに気を配らなければならないので、一気に忙しくなる。
 藤井四段は行方さんにも勝った。強いの一言です。行方さん、かっこいい人でしたが、少し太られたかな。でもバリバリのA級棋士です。菅井王位に続いて中村王座が誕生。ずいぶんと若返りが進んでいるようだ。注目は豊島八段で勝ちまくっており、藤井四段より勝率がよい。
 (10月17日)

「総選挙」
 政治と宗教の話はタブーなのだが、公示後に、明らかにある政党寄りの発言を繰り返すコメンテータばかりをテレビに出すのは報道の公正性を欠いているように思う。
 (10月11日)
「東海北陸道」
 関インターから富山インターまで走破した。10年ほど前に立山連峰最高峰の雄山に登り、その後、宇奈月温泉に行きトロッコ電車に乗った。このときは2泊三日の余裕ある日程でもあり、まだ若かったこともあるが、それでも、岐阜・富山県境の長距離トンネルには疲弊した記憶がある。今回は1泊二日であり、あの頃とは気力体力そして何よりも視力に不安があった、また、心不全などでぽっくりというリスクもあり、緊張した。50個のトンネルを通過し、そのたびに眼の瞳孔が運動することになるが、あまりの連続の変化に追いつかなくなり、危うい運転の連続であった。トンネル群を抜けると富山平野になり片側2車線の見通しの良い道路になる。ついつい速度もはやくなり、ふと見ると路肩に2台の車が。一台は覆面パトカーだった・・・。
 (10月10日)

「あと半年」
 後期が始まった。さて、本当の最終周。ゴールを目指して、何とかヘロヘロになってもたどり着くしかない。果たして、あと半年、持つのだろうか・・・。
「週末は富山」
 義父母合わせて180歳、私と神さんで合わせて130歳、合計300歳の車が東海北陸道を北上する。あの連続するトンネル群を何事もなく抜けきることができるのだろうか。一人ぐらい心筋梗塞を起こしてもおかしくはない・・・。
 (10月4日)

「酒三部作」
 パワーポイントの合間に雑談を入れているが、今回は「酒を飲んで発表」「金沢への往復」「新車でげろ」を披露した・・・。
 専攻科生がインターンシップ先で重役にあい、その重役は高専当時、私が担任したM君だとのこと。思わぬ情報で心が晴れる。
 (10月3日)

「やく付け」
 薬漬けの毎日になり、必然的に、断酒が一週間続いた・・・。時間がないので、顛末は後日。
 (9月27日)

「生まれて初めての」
 マスクをしたままの授業をした。自分のためでもあるが、学生に移しては申し訳ない。  心身を整えて授業に臨むはずが、大変な一週間であった。時間がないので、詳細は後日に。
 (9月25日)

「休肝日」
 寮の宿直があった頃は二か月に一回の休肝日が自動的に設定され、アルコール依存症ではないことが確認できた。宿直がなくなって六年が経過したが、自動的に休肝日は設定されず、ひたすら飲み続けていたことになる・・・。果たして、一日飲まずにアルコール依存症でないことを今の時点で証明できるのであろうか。一抹の不安を抱えながらも、それを確かめる気にはなれなかった。
 以前からのどが痛くて気になっていたが、月曜日に関節があちこち痛くなり、体温を測ってみたら、37度を超えていた。来週から授業が始まるので、早めに直そうと思い、火曜日には薬を飲むことにした。流石に薬を飲んでお酒はだめだろうと思い、思い切って休肝日とすることにした。早めに夕食をとり、薬を飲んで、午後五時には布団に潜り込んだ。
 お酒が入っていないので寝付かれない。五時間悶々としていたが、ようやく眠気が襲ってきた。その時、耳元でブーンと蚊の音が・・・。顔面を手でたたきまくるが、当たるはずもない。電気をつけて確認しようとするが、どこにも見当たらない。じっと我慢をして目を凝らすが現れない。仕方なく電気を消してしばらくすると、またもや耳元でブーンと蚊の音が・・・、以下ループ。
 やっと午前3時頃寝付き、午前五時に体温を測ると38度に上がっている・・・。水曜日はどうしても学校で確認することがあり、ふらふらしながらも登校した。来週までに何とかしたいが、そもそも、のどの痛みは最近のものではないので、根本的な解決にはなっていない。親父が喉頭がんになったのは64歳の時だったからなあ。
 「朝ドラ2」
 もうあと二週間を切ったというのに貴重な時間を使って恋バナ談義かい。役者の芸も上ずってしまい、見るに堪えないが、見てしまう。
 「王座戦一次トーナメント」
 C2組見事な四連勝でした。鮮やかな寄せでした。日焼けしたおっさんが解説をしており、こんな人もプロなんだと思っていたら、なんと中川さんではないですか。いやーいつの間にか時代も進んでいるのですなあ。
 羽生三冠が王位を菅井さんに奪われ、王座のタイトル戦も中村さんに二連敗している。羽生さんの同年代の棋士は、終盤になると羽生マジックを恐れていたが、20代の若い棋士にはそういったものがないのだろう。
 今日は藤井さんと小林健二さんが王座戦を戦っている。ネットで放送されているので楽しみだ。
 (9月20日)

「朝ドラ」
 視聴率が良くなってきた割には、ドラマのレベルが下がってきた。出演者の演技ももう一つ。
「14日の楽しみ」
 確かC級2組の順位戦。藤井四段の四連勝なるか。そして文春の発売日・・・。文春砲第二弾がさく裂するか。北のミサイル発射よりも、関係者はおびえているのではないだろうか。
「農耕作業」
 秋冬野菜の種蒔。時期を外すと発芽しないから、油断がならない。またしても農耕鬱状態に・・・。
 (9月13日)

「50周年記念事業」
 残念ながら、私用があり、出席できなかった。
 ガソリーヌさんが話題になっているが、会見も開かず逃げていってしまったのでは、話にならない。
 藤井四段が加古川清流戦で佐々木四段に負けたが、やはり後手番だった。先手だと勝率10割!将棋は一時期先手有利と言われていたが、今はどうなのだろう。同じコンピュータソフト同士で1万回以上対戦させると何らかの答えが出るような気もするが。囲碁では五目半のコミだしで釣り合いをとっている。藤原佐為はコミだしがない時は先手で負けたことがないと言っていた・・・。将棋のハンディはコマ落ちであるが、鈴木八段は一歩余分に始めからあったら名人になれる自信があるという。現実的なハンディは持ち時間の差であろうか。これもコンピュータで持ち時間に差を与えて統計を取れば公平なものになる気はする。えらい時代になったものだが、コンピュータに勝てない以上、勝負の公平さをコンピュータに決めてもらうことが一番とわりきるしかない。
 人事面接もAIで書類審査する企業もあるという。銀行や証券会社も取り入れている。北朝鮮問題もAIに判断してもらったらどうだろうか。
 (9月11日)

「学会」
 流石にこの歳での口頭発表には違和感があるが、科研費を頂いているので、研究成果の公表は義務だ。今年は東京都市大学の世田谷キャンパス。初めて訪れる地だ。授業と同じグリーンレーザとコントローラを持参して発表した。何事もなく終了した。来年は何処だろう。
「四敗」
藤井さんは佐々木五段、三枚堂四段、菅井七段、豊島八段に負けているが、いずれも後手番 豊島戦は先手だったが千日手で先後入れ替わりで後手番になり負けた。 菅井七段は王位戦のタイトル戦で羽生三冠に四勝一敗で王位を獲得した実力者、豊嶋八段は若くしてA級を戦っている。 ちなみに、王位戦の挑戦者決定戦で菅井七段に敗れたのは澤田六段である。澤田六段はリーグ戦を5勝0敗の圧倒的強さで勝ち上がってきたのだが、挑戦者決定戦で敗れた。 ちなみに、その一週間前に藤井四段と対戦し負けている。藤井四段戦の負けが影響したのだろうか。澤田六段は、菅井七段に負けた後、同じ月に藤井四段と再び対戦し敗戦している。
私が将棋に興味をなく したこの十年の間に、ずいぶん状況が変わってしまっている。
NHK杯戦も見なくなって久しいが、生中継するということでじっくりと見た。一日前の土曜日には、あの谷川永世名人資格者が、NHKの1時間番組で特集を組み藤井四段を分析し、翌日の生中継の番宣までしていた。フリークラスに転身したとはいえ、鉄板流と言われたあの森内永世名人資格者に堂々と勝ってしまった。番組としても盛り上がったことだろう。視聴率はどれくらいあったのだろう。振り飛車など、後手番になったときの戦法を身に着ければ、すごい棋士になるだろう。何といってもまだ中学生だ・・・。
(9月4日)

「AI」
 佐藤名人のAIとの対局に関するドキュメンタリー番組を見た。夏休みの間、藤井四段の炎の7番勝負をじっくり見ていたので、何となくわかってきた。解説が想像する次の一手が全く当たらず、ふがいないと思っていたが、たぶん大局観の違いだと思う。いろいろな指し手の中から最終的に選ぶのには大局観がないとできない。その指標がAIとこれまでの棋士とでは違うのだろう。例えば、以前では角先の歩をかすめ取るのは、歩得ではあっても指し手数がかかり、推奨されていなかったが、一歩の実利は大きいということなのだろう。プロの対局では先手の初手は7六歩か3六歩なのだが、コンピュータは21手にわたる初手のパターンがあるという。対策を練って勝負に臨むことがなかなか困難なのだ。王位戦の四局目が始まったが羽生三冠に対する菅井七段の初手は5六歩であった・・・。その後、中飛車に振ったので、元に戻ったのかと思ったが、しばらく後で見たら、飛車の位置に玉がいて飛車は2九にいた・・・。
 勝負の結果も気になるが、甲子園の結果も気になる。歴史の目撃者というほどではないが、広陵・天理戦は生で楽しんだ。今日の決勝はどうなっているのだろうか。
 来週は学会発表なので、準備のため流石に今日は学校にでていかなくてはならない。
 (8月23日)

  「夏休み」
 試験最終日。いよいよ夏休みですなあ。明日は私の誕生日。よく生きてきたものだ。ゆっくりフェードアウトしていければと思う。
 この二年間、まともな旅行をしていない。時間がない現役の頃は時間を作って旅行したのだが、時間がありすぎていつでもいけると思ってしまう。体力・気力が衰え、眠くなるので長距離ドライブも無理だ。
 以前にも書きましたが、若い皆さん。今を楽しむことが重要ですよ。
 私も20日ほど休ませていただきます。と言っても年休を4日とるだけなのですが・・・。
 (8月2日)

「4E試験」
 期末試験終了。教室から戻るだけで、汗がいっぱい。学校帰りの枝豆の収穫を考えるだけで汗が出る。夜中に脱水症状みたいになるので、ペットボトルを凍らせて枕元に置いている。ウィスキーもおいているので、ロックになってしまうんだけど・・・。
 藤井四段炎の7番勝負の第一局を見ていたが、終盤、どう見ても負け筋だと思っていたが、97玉の一手にはびっくりした。解説者も誰も予想していなかった手で、一気に形勢が逆転した。藤井四段からすれば、この手がかなり前から見えており、優勢だと意識していたのだろうけれども・・・。すごい棋士が現れたものだ。
(7月31日)

「5E試験」
 思いもかけずに始まった授業だったが、期末試験も終わった。ここまでは何とかたどり着けたが、気力・体力が本当に落ちた。
 八月末には学会が東京であるが、朝の前半の発表なので、前日泊とし、久しぶりに東京のホテルをネット予約した。授業がないので学会準備に時間を割ける。
 なすびが一日50本取れ、またしても収穫鬱状態。枝豆は収穫適期が一週間単位。取り遅れると、あっという間に黄色くなってしまう。
 (7月26日)

「4E授業」
 教室が遠いので、10分前には部屋を出る。暑くて歩くだけで疲労困憊。パソコンをつないで気が付いた。授業用のポケットドライブがない・・・。5分前なので戻って取ってこようかと考えたが、往復する体力も気力もない。ホワイトボードに書く字は悲惨だった。

「インターネット観戦4」
 解説者の能力不足が見て取れる。指し手が詰めろなのかどうかがわからないという。
 終盤は村山に聞け、と言われた村山聖さんは今はいない。終盤はAIに聞け、解説者がタブレットをもって解説したらどうだろうか。ボナンザ君に解説を依頼したら・・・。
 いよいよ期末試験前の最後の授業。月日の経つのは早い。何とか五合目にたどり着けそうだ。
 (7月19日)

「インターネット観戦3」
 加古川清流戦の3回戦を観戦した。解説人がパニックになるほど意表をついた藤井四段の指し手。王様が先頭になって攻め込み、無理と見るやさっさと敗走し、最後は王様自ら銀を取りに行く。普通の解説では理解できないだろう。当日は、羽生さんの棋聖タイトル防衛の一局も中継していたのだが、藤井さんの方を見てしまった。テレビでも、棋聖防衛のニュースはなく、藤井さんの加古川清流3回戦の報道があった。
 羽生さんが絶頂期の頃に将棋に関心を持って視ていたのだが、好敵手であった森内さんが引退したり、佐藤康光さんが理事長を務めているなんて、隔世の感がある。
 AIは麻雀でも無敵になるのだろうか・・・。
「インターネット観戦2」
 藤井さんに勝った佐々木五段と阿久津八段の竜王戦を観戦した。佐々木五段攻撃により、いとも簡単に優勢になった。ところが、阿久津八段の好手により逆転ムードになったが、最終的には佐々木五段が勝った。二人とも疲弊しきっていた。プロ同士の見ごたえのあるすさまじい戦いであった。そのあとに感想戦が行われていたが、コンピュータならどのような感想になったのであろうか。
 高専大会も佳境に入り、もうすぐ期末試験。あっという間だ。
 夏服に変え始めたが、ズボンが入らない・・・。上着もボタンがはじける・・・。まずい。
 (7月10日)

「インターネット観戦」
 藤井―佐々木戦を観戦した。日曜日であったが、仕事の合間に時々状況を確認していた。いい時代になったものだ。相がかりの土壌に引きずり込まれ、持ち時間を使わざるを得なかったが、修士押され気味であった。佐々木さんの玉の早逃げが最善手であったが、それ以外だと、逆転していたかもしれない。
 少し忘れていた感触が戻ってきた。またネット将棋を始めてみるかな。ハンドルネームはusagiです。
 (7月5日)

「藤井四段」
 形成判断をコンピューターでしているそうだが、藤井さんが一気に有利に変わった桂内をコンピュータは予測して判定していたのであろうか。あるいは、あの局面からコンピューターに打たせたらどうなったのであろうか。興味は尽きない。
 (6月28日)

「ダメだこりゃ」
 五年の電気回路。240Vでインピーダンスの大きさが6Ω。この電流を間違えるようでは、「人として問題がある」のではなく、「電気の学生として問題がある」と言って、解答を進めていった。しばらく回答を進めていって板書に気が付いた。先の答えを6Aと板書してある・・・。
「電気の先生として問題がある」ということでした。しかも正解が書いてあるメモを見ながら板書しているのだが・・・。完全にぼけ始めている。学生には、何とかあとしばらくはもたせていきたいと切実に話した。
(6月21日)毎日自動アップされていないようです。

「リバース」
 どうやら更新は毎日されていないようだ。
なんとなく見始め、惰性のように見ていたが、最終回を前にびっくり。 最終回は原作にはない展開になるようだ。
最近になってわかったのだが、ドラマで大学仲間の村上君役は三浦さんで、ご両親はあのお二人だったとはびっくりポン、そしてその妻役の趣里さんのご両親はあのお二人だったとは・・・。とんでもないドラマだったのですなあ。
しかし、私が評価したいのは浅みんを演じた役者さんだ。藤原さんと並んで素晴らしい演技だった。 最終回が待ち遠しい。

「忙殺」
 とても勤務時間の範囲では仕事が収まらない状態が続き、雑感をアップする時間もない。学校のシステムも毎日更新というわけでもないようだ。
 ところで、電気情報のスタッフも変わったことだし、教員リストのページも更新した方がいいように思うのだが・・・。

「中間試験」
 いよいよ本当に最後の前期中間試験。問題を作ったのはいいが、前日に軽微な間違いを発見。板書で訂正してもいいのだが、最後だからと直前に印刷しなおした。最後は気持ちよく終わりたいものだ。
 試験に行ったら電波時計の秒針が45秒のところで止まったまま・・・。分針は動いているのだが・・・。

「囲碁までも」  下記がなぜかアップされないうちに、最難関であった囲碁までも史上最強と言われた棋士に三連勝してしまった。こうなったら、コンピューターが絶対勝つことができないボードゲームを作るしかない・・・。しかし、奨励会の過酷な試練を乗り越えて、晴れてプロになった棋士たちは何を思うのだろう。

「将棋は日本の伝統文化かボードゲームか」
現役の将棋名人がコンピューターに2連敗した。 ソフト製作者は、不具合がない限り勝利すると確信していたという。しかも、そのソフトは最先端のdeep learningではないという。 私は一時期、囲碁将棋部の顧問をしていたが、あまり熱心ではなかった。数年前に少し時間ができたので本格的に取り組み、相当な棋力になったと自負している。その頃はやり始めたネット将棋では連戦連勝であった。たぶん、囲碁将棋部の主顧問を凌駕するレベルまで達したと思っている。その後私の興味は別のものに移っていった。 将棋は面白いし、子供の教育にも効果があると思う。礼儀など日本人の文化にも大きな影響があると思う。しかしながら、コンピュータは音楽、美術、演劇等、おそらく絶対に人間に及ばない分野がある。コンピュータがピアノ演奏したって、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏したワイセンベルグにはかないやしない。「私の城下町」 を歌っても、小柳ルミ子さんにかないやしない。「思秋期」や「コスモス」なんて曲ができるはずもない。コンピュータが作った音楽や小説は心に響くわけがない。将棋はそういった範疇にあるものであることを証明することがある。将棋が単なるボードゲームではなく、コンピュータの及ばない領域がなんであるかを、日本将棋連盟は示す必要があると思う。日本将棋連盟の根幹にかかわる事態であると思う。
羽生さんと藤井四段に期待する。

「絹さやえんどう」
収穫も500枚を超えると収穫鬱になっていた。
昨日、スーパーで販売されている絹さやえんどうを見たらワンパック210円で売 られていた。思わず数を勘定したら20枚、って、一枚10円なの! 片手で一度に何枚も収穫するので、ぽろぽろと落としてしまう。探すよりも次の 収穫をした方が早いので無視してしまう。これって10円玉を落としても、ほった らかしにしていたってこと!年金生活なのに・・・。というわけで、本日は収穫 意欲も湧き、1000枚の収穫になった。これって一万円の収入。と思ったら神さん が200枚単位で近所に配布していた・・・。

「収穫鬱鬱」
 エンドウとイチゴが最盛期にかかり、雨で取り遅れると大変なことになる。特にエンドウは500枚を超えるともうどうでもよくなり、通行人にただで取っていってくれと本気でたのみたくなる・・・。近所にくばっているのだが、収穫に来てもらった方が助かる。とはいっても、ご老人ばかりだし・・・。

{歌コン」
 NHKの午後7時半からの歌番組だが、三木たかしさんの特集だった。
 さゆりさんの旅情三部作(津軽海峡、能登半島、南国土佐)の熱唱を期待していたが、喉の調子が悪いそうで、昔の映像だった。その方がよかったのですけど。
 テレサテンさんの曲も多かったが、S村さんを思い出してしまった。そんな中でも思秋期は作詞も含めて最高傑作でしょう。
 「水色の手紙」も三木さんの作曲とは知らなかった。しーちゃんは今はどうなっているのだろう・・・。

「いか」
 今年は大不漁と報道されていた。原因は海温の低下だそうだ。これも地球温暖化のせいなんでしょうなあ・・・。
 GWは私にとっては何の意味もないが、農耕作業の毎日。畝を耕し、種を撒き、苗を植え付ける。これだけで疲弊してしまい。イチゴやエンドウの収穫をする頃には気力がなくなっている。去年までと違い一馬力なので、よけいにこたえる。夏野菜の植え付けが終われば、次は、玉ねぎやジャガイモの収穫時期。
 学会の予稿や科研費の報告書もあるし、肉体的にも精神的にもいささか参っています。宴会もないしなあ・・・。

「コータロー」
 昨年は四年で初めて会った学年なので、つい話しそびれてしまった。話さなかったことを結構後悔していた。今年も四年で初めて会う学生だったが、思い切って話した。この話も、本当にこれが最後になる・・・。

「電気回路の授業を聴きに来た犬の話」
 もうこの話はやめようと思っていたのだが、つい、披露(疲労?)してしまった。昔は受けたのに、もう面影は無し。やらなきゃよかった・・・。
 係累を頼りにして仕事にしがみつく。今の時代にもいるとは。醜い限りですな あ。

授業
 なんとなくマンネリ化した授業だったが、最後だと思うと気合が入る。なんてことを昨年も思っていたんだが・・・。

  蓄積疲労2
 実は今年の2月に義父が一か月入院し、3月には義母が手術をし、神さんがその心労と夫源病!からメ ニエル病で寝たきりになり、私は毎日の生活と、喉頭がんへの怯えと戦う毎日。
それでも、毎週、フタコマの授業と科研費の仕事を週五時間でこなさなくてはならない。 判断の間違いをしたとは思うが、いまさら取り返しのつかないことであり、学生から若い力をもらってなんとか乗り切るしかない。

蓄積疲労
 諸事情により、少々鬱気味・・・。

若さを吸収
年金暮らしの老人に付き合ってくれる若い学生さんがいることはうれしい限りだ。生きる力を学生さんたちからもらっているようだ。
学校にいる時間では授業準備と授業の整理であっという間に時間が無くなる。科研費や学会の準備は家でなんとかやるしかない。
  (4月12日)

油断のならない日々
 仕事量は全く変わらず、費やす時間が週24時間から5時間に減った。授業内容は同じだからとたかをくくっていたが、始まってみると大変!5時間のうち1.5時間x2は授業でつぶれるので、残り2時間で授業準備と科研費の仕事・・・。学会発表の予稿の締め切りと科研費の報告書の締め切りが?初めにあり、家でやるしかない。JABEEの頃の忙しさだ。


歴史の目撃者
 一度しかない人生で、たまたま生で見る幸運な機会がある。羽生結弦さんの世界選手権のフリーをライブで見た。どうなるかわからない緊張感の中で、断固とした決意で滑る羽生さんがいた。文字通り、世界の歴史上、最高の演技を見ることができた。ただただ、スゲエー、としか言葉が沸いてこない感激であった。
 私はこの高専で、付録のような状態で、この一年間に何を見るのであろうか。
 (4月5日)

経過報告
 科研費が継続しており、学会発表などで籍があった方がいいので、特命教授として置いていただくことになった。昨年10月に「電子工学」を非常勤講師として担当することを打診されたが、昨年度までの嘱託の身分であれば学科にメリットだけをもたらすが、非常勤講師だと学科の分が減ること、体力や気力が限界でとても次の一年の授業は無理であることを伝え、授業の担当はお断りした。
 何とか気力を振り絞り、大きなミスもなく授業を終わり安堵していた。ところが、二月の中旬に、I田先生のFD留学が急に決まった。来年度の授業のコマわりは確定しており、あらたな非常勤講師を探すのは困難を極めることは容易に推測できた。学科の非常時でもあり、二コマの授業を引き受けることにした。義を見てせざるは勇無きなり、学科のためにも、もう一年、気力を振り絞ることにした。
 授業と科研費の関係で、月曜日U限を中心に2.5時間、水曜日V限を中心に2.5時間の勤務を予定している。
 (2017年4月3日)

  嘱託辞職に当たって
 2年間お世話になった。時間ができるので、山に登れると思ったが、そんな体力もなくなり、気力もなくなり、もう、1000mを超す山には7登れないだろう。
 温泉旅行をしようと思っていたが、現職の頃は何とか時間をやりくりして一年に何回も行っていたが、行く気力もない。
 美味しい店に行こうと思っていたが、お金は多少あるものの行く気になれない。
 皆様へのアドバイス
 忙しくても、何とかやりくりして、その時の人生を楽しんでください。忙しい時ほど、その時の楽しみが倍加します。
 時間があったり、お金があったりしても、病気や介護等いろいろな問題が生じてしまいます。
 健康な時の人生を楽しんでください。
 今日を生きよう。
 (2017年3月31日電気情報工学科オフィスにて。)

送別会顛末
3月初めに、交流会の幹事のS田先生から、送別会の打診があった。、二年前 に盛大にお祝いいただいており、そんなお気づかいは無用です、と一度はお断り をしたのですが、頭の中には、宴会・酒のシーンが浮かび、返事も弱弱しくなる。
 年度末の29日に潮音坊で開いていただいた。三月に入り、最後の年休をたく さんとらせていただき、自宅からバスで高専に向かう。バスを乗り継ぎ、人生で 初めて高砂町のバス停で降りた。会場への道のりは頭では分かっていたが、初め て知る発見ばかりであった。
 一時間早く着いたので、付近を歩くことにした。その目的は時間つぶしでは なく、もちろん感傷に浸るわけでもなく、宴会前に一杯ひっかける習慣のために、 コンビニでお酒を買うことである。北の方にはコンビニはないことはわかってい たので、南の方に向かう。北方警察署近辺に行けばあると思ったが、まったくな い。30分近く歩きあきらめかけたときに、縦貫道沿いのファミリーマートにた どり着く。リザーブの水割りを購入するつもりだったが、予想どおり、この系列 にはない。ビールはあるのだが、ちょっとなあと思い、日本酒もあるが、これも なあと思い、ここで買って外で飲むと、学生や教職員と出くわすかもしれないと 思い、あきらめた。楽しく過ごしたが、いつもと違ってお酒はあまりすすまず、料理も多すぎて胸につかえた。
 もう学科の皆さんと飲む機会はない。

片袖机追伸

 幸いにも、他学科で引き取っていただけることになり、安堵すると同時に感謝しています。

片 袖 机

 最後の授業を終えた私を迎えてくれた机。41年間、いつも私とともにあった同志だ。
 「7年以内に学位を取ること」1976年の着任時には、修士課程を卒業して博士号を取得した教員は岐阜高専にはいなかった。電気工学科の清水先生から与えられたミッションを背負い、名古屋大学の修士時代とは全く違ったテーマに挑戦し、一から実験装置を作った。計測システムのソフトとハードは卒研生たちが作ってくれた。幸いにも欧文学会誌に6編が掲載され、岐阜高専では初めての論文博士号を得ることができた。その後、研究テーマを実践的なものに変え、多くの論文、幾つかの特許、科研費等多数の外部資金、学会賞などを得ることができた。そのほとんどの業績は学生に支えられたものであった。卒研生であった熊崎先生や白木先生には大変にお世話になった。中でも、4編の英文論文と17件の学会発表の連名者に名を連ね、本校の専攻科一期生としての範を示してくれた島村暁さんにはこの場を借りて感謝したい。私の数少ない誇りである。
 着任当初に顧問になったラグビー部は、地区大会辞退という時期があったが、多くの方々の援助により、全国大会初出場を果たした。その後、顧問は外れたが、現在の成績には頭が下がる。陰ながら応援している。また、ロボコンは初期のころはかなり関与したが、最後は同姓の先生のおかげでいい思いをさせてもらった。金正先生と学生たちに感謝したい。
 実践技術のポイント制度、コース別学科改組、系統的なエンジニアリングデザイン能力の養成システム等、新しい教育システムを構築した。「独創的な教育システムの構築とその効果の定量的な検証」という、教育を工学的に研究する新たな領域に挑戦した。協力いただいた電気情報工学科の先生方や実践した学生諸君に感謝したい。
 日本の技術者教育を根本から変えたJABEEのまっただ中に、高専教員として参加した。全国高専のトップリーダとして、岐阜高専の教育システムの主要な部分を代えさせて頂いた。多くの教職員に意識改革とご負担をおかけした。この場を借りて謝罪したい。教務主事時代を含め、ストレスは最大のものになったが、写真 にあるように50代で初めて知った山登りが私を支えてくれた。
 50年の岐阜高専の歴史で、現在までの40年に関与してきた。小さな歯車の一つであったと思うが、何とか壊れることなく、責務を果たしてきたのではないかと思っている。見ることはかなわないと思うが、さらに百年の歴史を刻むことを祈っている。
 岐阜高専は私の人生そのものであった。そして、私と向かい合ってきた片袖机も、この三月には不要物品として処分される日を迎える。


50期卒業生へ
 素晴らしい曲だと思います。

思秋期  作詞 阿久悠

  足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って
はらはら涙あふれる私十八
無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの
別れの言葉抱きしめ やがて十九に
心ゆれる秋になって 涙もろい私
青春はこわれもの 愛しても傷つき
青春は忘れもの 過ぎてから気がつく
卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは
私の悩む顔見て 肩をすぼめた

誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない
青春はこわれもの 愛しても傷つき
青春は忘れもの 過ぎてから気がつく
ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている
お元気ですかみなさん いつか逢いまし ょう
無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや
笑いころげたあれこれ 思う秋の日