平成17年度 現代GPフォーラム

  − e-Learning 促進における質の保証と教育組織連携について −

 

が大学・高専・企業など多方面の方々が全国各地より多数参加いただくことにより盛況にて開催終了しました。



 平成17年度 現代GPフォーラム− e-Learning 促進における質の保証と教育組織連携について − が平成18年2月3日(金)に岐阜県大垣市のソフトピアジャパンにて開催されました。文部科学省から支援され、推進している現代GP事業が平成16年に採択されてから2年目となるにあたり、現代GPフォーラムを開催することで事業の取り組みを広く社会に紹介しました。

 

 現代GPフォーラムでは、「e-Learning 促進における質の保証と教育組織連携について」という e-Learning の抱える重要な課題がテーマとなりました。

この分野における第1人者であられる独立行政法人メディア教育開発センターの清水康敬理事長に日本の現状と展望としての基調講演をしていただき、高専における現状と展望として現代GP事業などで進めている取り組みの様子を紹介しました。

 

 フォーラムにおいては、岐阜工業高等専門学校 小ア正光 校長 ・ 独立行政法人国立高等専門学校機構 高塩至 理事 の挨拶の後、メディア教育開発センター清水理事長の基調講演が行われた。

メディア教育開発センター清水理事長の基調講演における講演題目は、「e-Learning 促進における質の保証と教育組織連携」であり、日本の現状と展望に関するグローバルな見地からの講演をしていただいた。

その後、休憩を挟んで高専における現状と展望ということで、高専IT教育コンソーシアム代表 北九州工業高等専門学校 陣内靖介校長、平成17年採択 現代GP代表校 代表者 高知工業高等専門学校 今井一雅教授、平成16年採択 現代GP代表校 代表者 岐阜工業高等専門学校 小川信之助教授、平成16年採択 現代GP協力校 代表者 鈴鹿工業高等専門学校 兼松秀行助教授、平成16年採択 現代GP協力校 代表者 群馬工業高等専門学校 五十嵐睦夫助教授の講演が行われ、岐阜工業高等専門学校副校長(研究主事)河村隆雄教授による閉会の言葉によりフォーラムが終了した。

 

高専IT教育コンソーシアム代表 北九州工業高等専門学校 陣内靖介校長の講演題目は、「 高専IT教育コンソーシアムの紹介 」、

平成17年採択 現代GP代表校 代表者 高知工業高等専門学校 今井一雅教授の講演題目は、「 創造性豊かな実践的技術者育成コースの開発 」、

平成16年採択 現代GP代表校 代表者 岐阜工業高等専門学校 小川信之助教授の講演題目は、「 単位互換を伴う実践型講義配信事業 」、

平成16年採択 現代GP協力校 代表者 鈴鹿工業高等専門学校 兼松秀行助教授の講演題目は、「 実践工業数学の講義内容について 」、

平成16年採択 現代GP協力校 代表者 群馬工業高等専門学校 五十嵐睦夫助教授の講演題目は、「 数学アラカルト講義の群馬高専での分担体制と単位互換の実際 」であった。

 

フォーラムは、全国各地から御参加いただき、参加者総数は、90人で、内訳として、大学15人、高専70人、企業関係5人であった。

 

 現代GPフォーラム終了後には、同じ会場にて希望者が残って参加する形式のフリーディスカッションによる e-Learning に関する懇話会が開催された。多くの高専・大学・企業等の方々が参加し、活発なディスカッションがなされた。技術的な話題から管理・運用の話題、科目構成の話題から、学校運営の話題に至るまで幅広い多岐にわたる内容に関する話題となった。昨今の社会における e-Learning の重要性の認識の浸透を反映する意義深いフリーディスカッションとなった。