本に関する質問と調査のページ

文庫本に限らず本に関する疑問を調べるときに参考にするためのページです。 よくありそうな質問と回答を作りました。

質問 ある本が出版されているか知りたい。

本が現在出版されているかは日本書籍出版協会(検索)で調べてください。最近の本はこのデータベースでも収録されていないものもあります。それらは週刊新刊案内(図書館流通センター)で調べてください。図書館流通センターではその週に発行されたもの以外のデータもありますのでそこでも調べてください。 絶版になっている本について知りたいときは私の方にメールで問い合わせてください。 簡単なことなら調べられます。(あまり詳しいことは期待しないでください。)


質問 絶版になっている本を探すにはどうしたらよいか

まづ図書館で探してみます。近くの図書館で見つからないときは図書館の人に聞いてみてください。図書館によってはインターネットから蔵書を検索できるところもあるので うまく利用しましょう。
どうしても読むだけでなく手に入れたいという人は古本屋から買うしかありません。 インターネットにもたくさんの古本屋が目録を掲載しています。 とくに 日本の古本屋 本の街神田 古書サーチエンジンスーパー源氏のデータベースは強力です。その他の古本屋でリストを表示しているホームページは私のホームページからリンクしてあるので捜してください。 しかし安い本はリストを作る人件費などの方が高くなるため目録には載っていないことが多いのでインターネットで探すのは難しいです。近くの古書店で探すしかないでしょう。


質問 古書店のある場所を知りたい。

古書店の場所は全国古本屋地図(日本古書通信社)で探すのが便利です。古書組合加盟店はこれでほとんど分かります。一般書店では売っていませんが、古書サーチエンジンスーパー源氏で入手可能です。
職業別電話帳で探すことも出来ます。電話帳では組合非加盟の古書店も分かります。 地方によってはその地方の古本屋の地図を作っていることもあります。


質問 袖珍本とは何でしょうか

和服の袖に入れることができるような小さな本のことです。 日本では昔はみんな和服を着ていましたが、ポケットの代わりに袖に小物を入れていました。袖珍本とは今で言えばポケットサイズといったところです。 現在の文庫本と同じくらいの大きさのものが多いと思いますがそれよりも小さいものもあります。 明治の後期からはポケット版、縮刷判 と呼ばれることもありました。 文庫判がサイズの名として使われるのは昭和2年の岩波文庫発刊以降の事のようです。 なお現在ではA6判を文庫判 B7判を袖珍判 A7判以下の大きさの本を豆本と区別することもあるようです。



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