資格の正式名称

危険物取扱者

どのような種類があるか

甲種,乙種(1類から6類),丙種

主な実施団体名

財団法人 消防試験研究センター

国家資格か民間資格か

国家資格

試験は年間何回か,何月か

年3回,6月,11月,2月

詳しくは公式ホームページで。

 乙取得者は同一時間内に種類受験可能。

受験できる者

甲種:大学・高専の化学科を卒業など,乙種・丙種:制限なし

近辺の受験地

岐阜会場(朝日大学か岐南工業高校)か大垣会場(大垣工業高校)岐阜と大垣は試験日が1週間ずれているので,両会場で受験可能

受 験 料

甲 種 / 5,000円
乙 種 / 3,400円
丙 種 / 2,700円

試験科

種類

試験科目

問題数

甲種

危険物に関する法令

15

物理学及び化学

10

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

20

乙種

危険物に関する法令

15

基礎的な物理学及び基礎的な化学

10

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

10

丙種

危険物に関する法令

10

燃焼及び消火に関する基礎的知識

危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法

10

※乙取得者は免除(その場合,試験時間は35分)

 

試験時間

甲種/2時間30分、乙種/2時間、丙種/1時間15分

有利になる職種

化学工場,ガソリンスタンド

必要な知識

高等学校化学IBの教科書程度,法令,消火方法(ひたすら暗記)

合 格 率

 

受験者数(人)

合格者数(人)

合格率(%

甲 種

17,697

6,000

33.9

乙 種

431,145

165,983

38.5

丙 種

79,456

42,134

53.0

 

参 考 書

本屋に行くとたくさんあるので,安くて分厚いものがよい。

公式ホームページ

http://www.shoubo-shiken.or.jp/

参考になるホームページ

問題をdownloadできる。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4827/index2.html

http://www1.interq.or.jp/~hiromi-n/mm2/

過去問と解答例

上のホームページにある。

コメン

乙4を取ると,法令・基礎的な化学が免除されるので,他の類は10問のうち6問正解するだけで取れる。この際6種類全部取ってしまおう。

・試験は五択だが法令は勘では当たらない。ひたすら過去問をこなして覚えるしかない。

・丙種は,乙4を取ると全く意味のない資格になるので,丙種ではなく乙4を取った方がよい。

・本校の乙4合格率は70%以上はある。全国平均の2倍以上である。

 

免状の種類

取扱いのできる危険物




第1類

塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素塩類などの酸化性固体

第2類

硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金腐粉、マグネシウムなどの可燃性固体

第3類

カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、黄りんなどの自然発火性物質及び禁水性物質

第4類

ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体

第5類

有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物などの自己反応性物質

第6類

過塩素酸、過酸化水素、硝酸などの酸化性液体