羽島市役所

建物は2階を中心として、南北にスロープが伸びています。

2階は市庁舎の正面入口と広場になっており、広場に隣接したランプウェイからは3階の図書館や4階の公民館・議場に連絡していて、市民の利用を考えて動線計画がなされています。

立面図
所在地:
設計者:
用途:
建築年:
備考:
羽島市竹鼻町55
坂倉準三建築研究所
市庁舎
1959年
昭和35年日本建築学会賞

羽島市役所は羽島市出身の坂倉準三により設計された市庁舎です。

外観は横ラインを強調した格子状のベランダの連続線と上弦にに沿った曲線が特徴的です。また素材の対比としては、打ち放しの柱と梁、大きな開口部のガラス面、タイルの貼られた壁、議場の白壁が挙げられます。

(調査:平成13年度2年建築学科 渡邉慎吾)