国際情報芸術アカデミー
マルチメディア工房

建物は県立専門学校の付属施設として、キャンパス内に計画されました。

高い天井高を必要とするスタジオやアトリエをもつ施設のヴォリュームを抑えるために建物全体を1.8mを掘り下げています。

これにより、屋上をエントランス広場、またイベント広場として利用する事が可能となっています。

所在地:
設計者:
用途:
建築年:
備考:
大垣市
妹島和世、西沢立衛/妹島和世建築設計事務所
スタジオ、アトリエ
1964年
建築学会賞

エントランスを降りていくと、各部屋を囲んでいる回廊に出ます。回廊は天井が高く、壁は地下部分は白く、地上部分はガラスになっており、地下にいながらも、明るい空間です。回廊の内側には、スタジオやアトリエが配置されています。また、中央には光庭が貫いており、各部屋が独立性を保てる様に配置されています。

設備面においては地下水の豊富な土地に建物を掘り下げてあることから、排水面に問題があるとの事でした。