環境都市工学科で養成する人材像及び学習・教育到達目標

「環境都市工学は、安全かつ快適な社会活動を支え、環境にやさしい持続可能な社会を創るための学問であり、その主たる対象は「社会基盤」です。社会基盤とは、道路や鉄道、港や空港、上下水道、電気やガスなど、我々の日常生活や社会活動と密接にかかわる施設です。一方、社会基盤を強靭化し、かしこく使うことによって、巨大地震の発生や気象災害の頻発など自然災害から国土と人命を守ることにも繋がります。社会基盤は、我々にとって必要不可欠な存在であり、社会がどのように変化したとしても、その重要性は不変的です。

わが国の世界に冠たる社会基盤整備技術は、日本はもとより、世界の発展に大きく貢献していますが、今後は、環境負荷の低減が大きな課題であり、この課題に対しても世界をリードする役割が求められています。人類が持続的に発展をしていくためには、自然と共生した社会基盤の整備や地域の歴史や文化と調和のとれた創造的な都市づくりを実現できる技術者の養成が望まれています。

以上に基づき、環境都市工学科では、以下に示す「養成すべき人材像」及び「学習・教育到達目標」を掲げています。

環境都市工学科における養成すべき人材像

環境都市工学科は、人類が自然災害から国土を守り快適で安全な生活を支えるための「社会基盤の整備」と、自然と共生・調和し環境負荷の低減を考慮した「循環型の都市づくり」の創造に関する基本的な(D)専門的知識・考え方を理解し、(E)情報通信技術を駆使しながら(C)国際的な視野で人類の持続的発展を支える社会基盤整備を(A)主体性・多様性・協働性を持って積極的に推進できる(B)創造的思考力を身に付けた実践的技術者を育成します。

教育課程編成および実施の基本方針《環境都市工学科》

環境都市工学科の主体的学習能力を涵養するための科目群:第1学年に導入教育科目を設け、第2学年以上の各学年に、自身のキャリアプランニングを育成させる実習・演習系科目を用意しています。

環境都市工学科の創造的思考力を身につけるための科目群:課題解決能力を育成するための科目を主に高学年に用意しています。

環境都市工学科の国際的対応力を涵養するための科目群:外国語科目のほか、文化・社会問題を捉えてコミュニケーションできる力を育成する科目を主に高学年に用意しています。

環境都市工学科の専門的能力に関する科目群:5系の主要分野(構造系・地盤系・水理系・環境系・計画系)を座学と実験・実習を並行して学修する科目を用意しています。また、第5学年には分野横断型の科目、学術的な科目および実務的な科目を選択できるように用意しています。

環境都市工学科の情報通信技術を身につけるための科目群:低学年で情報リテラシーを身につけるとともに情報機器を使用する基礎科目を設け、高学年に情報通信技術を適用する専門科目を用意しています。

入学選抜の基本方針《環境都市工学科》

  • 環境負荷を低減した都市のライフライン(エネルギー・交通・上下水道などの生活や産業を支えているもの)、自然災害に強い安全な都市づくりについて学びたい人
  • 公共事業に携わる技術者として社会に貢献したい人
  • 元気がありリーダーシップを発揮できる人