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たけふ菊花マラソン写真
写真を送っていただけるのはすごくうれしいことであります
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11月24日、帰宅するとなにやら「武生市」と書かれた封筒が届いていました。何だかよく分からないままあけてみると、中には一枚の写真。
「ご入賞おめでとうございました」のメッセージとともに、表彰式の写真が同封されていました。
こういうのってうれしいですよね。たしか予告もなかったですし、突然のプレゼント みたいな(?)
でも大会を開催するにあたってこういうのってすごく大事だと思います。
ある僻地の大会では、コース上で交通整理の役員がタバコを吸っていました。
しかもあろうことかその煙を選手が走る方に向かって「ふーっ・・・」
!!!!なんじゃそりゃぁぁぁ!!!走りながらキレてました。
また別のある大会では、先導者がコースを間違えて距離が長くなってしまったことを理由に「無効レース」となり、表彰もなくなったとか・・・
大会を主催する人にとって、マラソン大会ってどんなものなのでしょうか??
確かにマラソン大会は多くの税金と地元住民の協力によって成り立つものであり、
我々参加者は感謝の気持ちを忘れないで走らねばなりません。
しかし、走行を妨害されたり自分のがんばりを無駄にされたりして、大会に対していい思い出ができるでしょうか?
また来年も参加したいと思うでしょうか?
このようなひどい例はあくまで一部です。多くの大会では、主催者の心遣いのおかげでマラソン大会を存分に楽しむことができます。いい思い出がたくさんできます。
大会の役員の方の多くは、大会を少しでも盛り上げようとがんばっています。そういう心のある人たちが役員を引き受けてくれるのだと思います。
だったら煙を吹きかける役員は??と思うかもしれませんが、それは本人の問題だけなのでしょうか?
あなたはマラソン中継によく出てくる給水のシーンを見たことがありますか?
テーブルにたくさんのコップが並べられ、次々とそのコップを取って、水を飲んで、そして次々とコップを捨てていく選手たち・・・
それは一流選手たちが出る、一流の大会の話。普通の市民マラソンの給水テーブルの先には、たいていごみ箱がおいてあります。そして選手たちはそのゴミ箱に使い終わったコップを入れてからレースを続けます。
多くて200人くらいの一流大会と違って、市民マラソンは1000人を超えるものも多くあります。みんながバラバラにコップを捨てていてはとても人が足りません。だからゴミ箱があるのです。「コップはゴミ箱へ」という説明は特にないことが多いですが、そのくらい理解せねばなりません。
でも時々その「暗黙のルール」を守れないランナーつまり、一流選手のようにポイッと投げ捨てるかっこよさにあこがれたとかで、捨てていくランナーがいます。
実際一人ぐらいやったってあんまり変わりません。でもそれはみんながちゃんとルールを守っている事が前提でも話であり、みんなが同じ事をしたときにどうなるかということが考慮されていません。
走っている最中なので、入れようとしても外すことはありますが、はずすのと入れないのは違います。そして給水の補助員(ボランティア)もその違いくらい理解しています。
私たち参加者が、参加者として守らねばならないルールがあります。スタート直前に最前列に割り込む人、ごみを残して帰っていく人、更衣室を占領する人(団体)、仮設トイレ待ちの列に割り込む人、路上駐車する人、などなど・・・
そういう参加者を見て、大会の役員たち、地元の住民の方たちは何を思うでしょうか。
そうやって考えると、まちの活性化のために企画された大会で「参加者第一」なんてこと気軽に言えない、言いたくない気持ちがなんとなく分かってきます。
長くなりましたが、そういう意味でもこうやって写真が送られてきたりすると、また来年も参加したいって思いますし、あんまり失礼な態度はできないなって思います。そしてこういう取り組みの積み重ねが、たけふ菊花マラソンをメジャーな大会にしていくのだと思いました。
P.S. でもやっぱり一番うれしいのは走行写真です。だってなかなか撮影できるものじゃないですから。そういう意味では関シティマラソンはだいぶ前から「参加者全員に走行写真を送付」のサービスを行っているので私はすごく好きです(菊花マラソンは入賞者だけっぽい)。
送っていただいた写真。こんな表彰式でした。
平成16年11月29日(月)
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