このサンプルではテキストフィールドに時間を表示します。
また、関数を1秒ごとに呼び出す事でテキストフィールド内の文字を更新し時計の機能を実現しています。

日付オブジェクトの作成
new Date()
とすると、今の時間を表す(今の時間のデータを持っている)日付オブジェクトが作られます。
ddは変数名で、これ以後、ddを使って、日付オブジェクトを利用できるようになります。

テキストフィールドの値の設定
document.F1.T1.value はテキストフィールドの値を指します。
 documentはドキュメントオブジェクト(このHTML文書自身)
 F1は、このHTML文書内にある名前の付けられたフォーム
 T1は、フォームの中にある名前の付けられたテキストフィールド
 valueは、そのテキストフィールドに表示される値
を表します。
これに値を代入すると、ホームページ上ではテキストフィールドに表示されている文字が変化します。

日付オブジェクトのメソッドの利用
dd.toLocalString()
は、日付オブジェクト(dd)toLocalStringメソッドを呼び出します。
このメソッドは、ddが記憶している時間を、日本語(Local)の文字列(String)に変換します。

1秒ごとの関数呼び出し
window.setTimeout("jikoku()",1000)
は、windowオブジェクトsetTimeoutメソッドです。
このメソッドは、一定時間経過した後に関数を実行させる事が出来ます。
"jikoku()"は実行させる関数の名前であり、 1000は1000ミリ秒後を表します。
つまり、1秒たったら再び関数jikoku()が実行されます。これを繰り返す事になるので、ホームページ上では 1秒ごとにテキストフィールドの文字が変わっていきます。

最初の1回目の関数呼び出し
onLoad
はイベント処理の一種で、最初に1回だけ関数の呼び出しを行います。

フォームに名前をつける
NAME="F1"
は、このフォームに名前を付けます。
付けた名前はdocument.F1とすることで利用できます。

テキストフィールドに名前をつける
NAME="F1"
は、このテキストフィールド(<INPUT TYPE="text">)に名前を付けます。
付けた名前はdocument.F1.T1とすることで利用できます。