Audio 更新内容
Audio 2.0 (1997.1.17)
- hakei.c
音声波形を u-law による変換でデータをファイルに記録することにより,
出力音声波形がより正弦波に近づき,音質が向上しました。
- audio.h
#define PI acos(1) の部分が間違っていました。 正しくは #define
PI acos(-1.0) です。 ただし,SunOS 4.1.3 の場合πは M_PI として定義されているため,
この部分は削除し,hakei.c の部分で M_PI を使用しています。 コンパイラによってπが定義されていない場合は,正しい方に変更して下さい。
なお,Audio をバージョンアップしないでそのまま使用する場合でも,
Audio 初版ではπをプログラム中では使用していないため, 削除してもしなくても影響ありません。
- audio.c
/*sound*/ のコメントの後にある,hayasa=60.0;
は, 型が int 型であることもありますが,そのすぐ後で, fscanf(fr,"%ld",&hayasa);
というように,hayasa の値をファイルから入力するので, 削除しました。
また,Audio 2.0 からバージョンの表示をしました。そのため,変数の定義の後に,
printf("Audio 2.0 by Akihiro Tsuge 1997\n"); を追加しました。
Audio 初版から Audio 2.0 へバージョンアップする方法
全ファイルをダウンロードしてもよいのですが,次のファイルのみダウンロード・
一部削除・追加するのがよいでしょう。
- hakei.c をダウンロードする。
- audio.h のπの部分の削除(削除しなくても影響ありません。ただし, コンパイラによってπの定義が必要な場合は,正しい方へ変更して下さい。)
- audio.c の hayasa=60.0; の削除(削除しなくても影響ありません。)
- audio.c のバージョン表示部分の追加(必要なければ追加不要です。)
最後に,Audio 初版と同じようにコンパイルして下さい。
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