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目次
個の変数があるとき主成分も
個求めることができる。
主成分分析はデータがもつ
個の変数の線形結合を主成分として分析を行う方法であるから、それぞれの主成分がもとのデータをどの程度説明しているかを示す尺度が必要となる。
その尺度として寄与率がある。
第
主成分の最大値は第
固有値
であるから、寄与率は次式で表すことができる。
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(2.19) |
上式で固有値の性質から
となる。
また、寄与率を第1主成分から順に累積していったものを累積寄与率といい、第
主成分までの累積寄与率は次式のようになる。
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(2.20) |
固有値が1以上のものを選んだり、累積寄与率が
を超えるということが主成分選択の基準としてよく用いられる。
Deguchi Lab.
2012年3月12日