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: 実験方法 : 実験 : 実験   目次


目的

過去の研究 [4]において、ネットワークの素子数に対して 動的想起で出力されるパターンの数が必ずしも 比例しないということが明らかとなった。

また、学習に関するパラメータの結合荷重の変化量$\Delta w$の値を 変えた場合に、ネットワークの記憶できるパターンの数が 増大する場合のあることもすでに明らかになっている [6]。

そこで適切な$\Delta w$の選択がなされた場合、 ネットワークの素子数の増加に伴って 動的想起で出力されるパターン数もまた増加するという予想に立ち 実験を行ったところ、その予想が確からしいことが明らかになった [4]。

しかしその「適切な$\Delta w$」がどういった値であるかまでは明らかでない。 本研究ではそれを明らかにすることを目的として実験を行う。



Deguchi Lab. 平成20年2月29日