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通常のニューラルネットワークに時系列を学習させるためにこの学習手法を用いる。
学習手法としては、まず初めに各種設定を標準入力から読み込んで、
標準出力に学習中の誤差の値を出力する。
具体的には、次の項目を設定する。
また、初めに0または1の2値をランダムに与えた入力信号を作成する。
続いて学習中は次の様に処理をする。
- ある時間
の教師信号を入力信号としてネットワークの入力層に入力する - 設定されている0または1をランダムに与えたデータを、残りの入力層に入力する
- ネットワークを動作させる
- ネットワークの出力と時間
の教師信号を使い
バックプロパゲーションをする - これを教師信号がなくなるまで繰り返し行なう
- 上記の動作を全ての音符に対する誤差が間違った量子化を行なわない程度に小さくなるまで繰り返す
Deguchi Toshinori
Wed Feb 21 11:55:53 JST 2001