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人間が何かを記憶するときには、その情報処理を担う脳に、何らかの変化が
生じているはずである。
そのとき情報が蓄えられるのはシナプスであり、学習とはシナプス結合の
変化であると考えられている.
これをシナプスの過塑性(synaptic plasticity)という。
シナプス過塑性に基づく学習則として、心理学者ヘッブ(Hebb)による仮説
「ヘッブの学習則」がある。
これは、あるニューロンと、その出力が入力されている他のニューロンの2つが同時に
興奮した時、出力側から入力側へのシナプス結合が強まるというものである。
Deguchi Lab.