誤差の算出方法

逆誤差伝播法を用いる際に使用する誤差の算出関数$E[ t ]$は以下のようにする。この関数で用いられる $t$とはステップ数、$y_t$と$\hat{y}_t$は$t$時における出力値と教師信号を示す。

$$E[ t ] = \frac{1}{2} (y_{t} - \hat{y}_{t})^2$$ (4.1)

式 4.1の計算を最後の一周期分に行なった結果を平均誤差$E_r$として以下に示す。

$$E_r = \left({\sum_{t=0}^{N-1}E[t]} \right) / N$$ (4.2)

また、一周期内でも最大の$E[ t ]$の数値を最大誤差$E_{max}$として扱う。 これらの評価項目を使用して学習の成功失敗について評価を行う。