Next: 最急降下法
Up: 無題
Previous: パーセプトロンの限界
バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)とは、1986年にラメルハートらによって考案された学習法である。これは、パーセプトロンをより柔軟にし、学習が不可能であった非線形分離問題を解決したのである。
ここでバックプロパゲーションによって改良された点についてまとめる。
- 入力層-中間層間の結合荷重も学習によって変化するようにした。
- ニューロンの出力値を求めるために使っていた階段関数をシグモイド関数に変更した。
- これにより、出力値は0〜1の連続値となった。
- 出力値と教師信号の誤差を減らすため、最急降下法を用いた。
Deguchi Lab.