岐阜高専 所 哲郎
図の様な水滴を考える。水滴の表面はS
LVで、固体との接触面積はSLSとする。接触角はθ、体積はVである。まず、S
となる。ここで、水滴の体積を一定と考えれば、
となる。
ここで、水滴系の全表面エネルギーを考えると、水滴の全表面エネルギーからの付着仕事による安定(エネルギーの減少)を考えれば良いので、
となる。この水滴が平衡状態にあるとすると、
である。上式をで割って、
となる。この式はであれば、
という、ヤングの式に一致する。なお、上記の証明は下記の通りである。
岐阜工業高等専門学校 電気工学科 所研究室
http://www.gifu-nct.ac.jp/elec/tokoro/