2008年3月31日に岐阜高専第5期生であり、「RoboDragons」の指導者でもある愛知県立大学の成瀬教授と交流しました。
愛知県立大学の成瀬研究室は毎年「RoboDragons」というチームでロボカップサッカー・小型ロボットリーグに出場なさっており、ロボカップ2007世界大会3位、ジャパンオープン優勝の実力を持つ強豪チームです。
愛知県立大学は2005年に行われた「愛・地球博」の会場のすぐ近くにある大学です。
愛知県立大学に到着したときは緑の広がる自然豊かな場所にあるきれいな大学だなという印象がありました。
学内食堂で食事をとった後成瀬教授と対面し、会議室へと案内されました。
そこでいろいろな話を聞き、早速「RoboDragons」の部室へと案内されました。
「RoboDragons」の部室は大きなサッカーフィールドと数台のパソコン、そして数台の出場ロボットがありました。
高専ロボコンで出場するアルミの骨組みのようなロボットではなく、回路やバッテリなどの部品が敷き詰められているロボットであることが一番印象に残りました。
ロボカップのサッカー大会では、フィールドを上から写す数台のカメラを使ってロボットの位置やボールの居場所などを判別し、パソコンで処理された信号が電波となってロボットに届き、ロボットが勝手に動いてくれるという仕組みです。
愛知県立大学ではサッカーによくあるような1−2シュート、そしてさらにそれを発展させた1−2−3シュートを独自で考案し、世界3位に輝きました。
いろいろとお話を聞かせてもらったところ、高専ロボコンとはまったく違う次元のロボットを製作しているという感じがありましたが、ロボットを製作するための精神というものはどんなに違うロボットを製作していても同じなので、ロボット作りに対する熱意など、いろいろと勉強になったと思います。
今回あたたかく私たちを迎えてくださった成瀬先生はじめ大学の皆様、本当にありがとうございました。
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愛知県立大学のロボット、RoboDragonsです。ロボットの内部まで見せていただけました。
情報科学部内に展示されているたくさんの賞状。全てロボカップのものです。
訪問記念に写真を1枚撮っていただきました。