平成30年10月9日、岐阜高専は、バルセロナ・スーパーコンピューター・センター(BSC)から研究員Hadrine Calmet氏を招いて特別講演会を実施しました。BSCが有するスーパーコンピュータは、開発当時(2007)、欧州1位の高性能でありながら、バルセロナ市街にある礼拝堂の中に設置されるユニークさを併せ持つことから世界的にも大きな注目を集めました。
今回のHadrien Calmet氏の来校に際しては、機械工学科山本高久准教授との共同研究「鼻疾患に対するネビュライザー治療におけるドラッグデリバリーの大規模数値流体力学解析」の打合せとともに、本校機械工学科3年生を対象とした特別講演(BSCの紹介、ヨーロッパにおける研究動向、同氏の就職活動の経験談、フランス人の彼がスペインで働く文化の違いなど)を行いました。今回の特別講演会は、「地域に根ざした次世代を担う課題解決型グローカル人材育成事業」である平成30年度“KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ採択事業の一環として実施し、より一層、国際化を推進するものです。