岩波書店

文庫といえば岩波文庫というのが真っ先に思い浮かぶが、岩波文庫でもいろいろのバージョンがある。まず大きさから言うと、昭和16年以前の菊半截のものとそれ以降のA6判のものとに分けられる。また特別に大きなものとして戦前の教科書版(大きさは四六判で印面は普通の文庫と同じもの。余白が広い。)と少し前のクラシック版と最近のワイド版がある(活字を大きくしてB6判にしたもの。)。装丁については最近のものにはカバーが附くこと以外にはあまり変化していないが、特別なものとしては革装のもの(戦前)、文庫版漱石全集、ポプラ社によるハードカバーのものがある。
岩波文庫以外には大思想文庫、岩波写真文庫、岩波少年文庫などがある。

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