ここでは、結果が三つとも同じ場所で発火あるいは出力が高くなっている。実験 2.1の時はなぜ発火したのか理解に苦しむような所で発火していたが、この結果は大変素直であるといえる。 つまり、左から順に発火状況を見ていくと、まず、``DE''の所で発火している。これは、明らかに``CDE''を検出しようとしたものである。つきは、``BC''の所で発火している。これは明らかに``ABC''を検出しようとしたものである。 さらに、``DCBA'',``CBA''の所で発火している。これは明らかに``EDCBA''を検出しようとしたものである。 このことは、フィードバックが以前のデータをただ一つしか保持していないためと考えられる。従って、フィードバック層に以前のデータが残るようにしてやれば良い。その実験については、次の節で述べる。