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Rでの主成分分析

主成分分析も特異値分解同様、Rを用いれば簡単に実行することができる。 主成分分析を行う関数はprcomp、累積寄与率を求める関数としてsummaryという関数を利用する。 累積寄与率が80%を超えるまでの主成分を用いる場合に、Rで主成分数を求めるには、まずデータ行列をprcomp関数に渡して主成分を決定し、決定した主成分に対してsummaryという関数を適用、累積寄与率が80%を超えるまでの主成分数を返すという手順となる。 そして、主成分数が決定したら2.6 節で述べたようにsvd関数により特異値分解を行い、特異値分解によって得られた左特異ベクトルの主成分数まで取り出したものを転置したものと、元の行列を掛け合わせることで行列の縮約が行える。



Deguchi Lab. 2012年3月12日