next up previous contents
: 実験結果 : 初期値、学習定数を変化させたときの学習 : 初期値、学習定数を変化させたときの学習   目次

実験概要

先の実験の結果から時系列のデータ数により、 学習に有効な遅れ時間の決定が行なえる可能性があることが分かった。 しかし、先の実験では ネットワークの素子数、学習係数$\eta $、安定化係数$\alpha $、 結合荷重の初期値は固定して行なった。

そこで、結合荷重の初期値、学習係数$\eta $、安定化係数$\alpha $の変化は 遅れ時間の決定に関わりがあるかどうかを検証する。 教師信号は式(5.1)の正弦波とし、 データ数は9から14の範囲とする。 結合荷重の初期値、$\eta $$\alpha $の一つの値を変化させ、 他を固定して学習を行なうことにより検証を行なう。

各教師信号、パラメータ値で遅れ時間を1から20に変化させていき、 それぞれでの遅れ時間で学習を試みた。 ネットワークの素子は 入力層・出力層の素子を1個、中間層の素子を2個、 内部記憶層の素子を3個で固定して実験を行った。



Deguchi Lab. 平成20年3月5日