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結合荷重の量子化

本研究では、逐次学習法によって得られる結合荷重は その取り得る値の数が多いため、結合荷重をある決まった幅で 量子化し、 このことによりネットワークの学習成功数がどのようになるかを調べる。 この量子化処理には以下のものを用いた。

  equation308

  equation313

これら2式で tex2html_wrap_inline1427 は量子化を加える前の結合荷重、 tex2html_wrap_inline1429 は、量子化を行なった後の結合荷重、 tex2html_wrap_inline1431 は量子化幅、 QRはそれぞれ tex2html_wrap_inline1437 の商と余りである。

この量子化では式(5.3) によって、Qを求める。 この時、0〜 tex2html_wrap_inline1431 の範囲で余りRを出す。 この余りR の大きさから式(5.4) のように結合荷重を新たに置き直す。 この処理により結合荷重の量子化を行なう。



Toshinori DEGUCHI
2005年 2月17日 木曜日 19時40分14秒 JST