抑制値が1.05から1.35の間は、想起数と想起パターンの標準偏差が ほぼ一定となるのは、抑制値が大きくなり自己想起する力が強くなって 次のパターンへ変化する力(不応性)が弱まり、 次のパターンに変化しにくくなっているからだと考えられる。 このことから抑制値が1.36より大きくなると、 この自己想起の力がさらに強くなり最終的には学習させた星から他のパターンに 移ることが無くなってしまうのも理解することができる。 つまりシナプス前抑制の抑制値を1より大きくしても、 抑制値が1の時より良い想起状態の得ることはできないと分かる。