特徴抽出部で現在のパターンの特徴を抽出し、 その特徴と目的のパターンの特徴を比べるところがこの特徴比較部である。
特徴抽出部と同じようなネットワークを用いて比較を行なう。 サーチアクセスを実行する時に入力する``目的のパターンの特徴''の2値と、 特徴抽出ニューラルネットワークから出力される 特徴量の2値を合わせて4個が入力層となり、中間層を4個とし、 この特徴の一致具合により1から0のシナプス前抑制値を取り出すため、 出力層は1個とし、目的のパターンの特徴と 特徴抽出ニューラルネットワークからの出力が等しい時に0、 異なる時に1を出力するように学習させる。
また、他の方法として、 目的のパターンの特徴と 特徴抽出ニューラルネットワークからの出力との 距離を用いる方法でも実験を行なった。 それについては節 7.3 で述べる。