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ベクトル空間法の実行と2値化処理

実験1では用語ベクトルに対してベクトル空間法を実行したが、ここでは5.1.2 節で作成した近似行列に対して行った。その後、実験1と同様に類似度に0.1以上の差があればモード法によって2値化を行うことにした。プログラムはコマンドライン上から実行することを想定しており、2値化の有無を設定出来るようになっている。 今回ベクトル空間法を行った結果を表 5.2に示す。この表は複合語無・重要度有時の3Eプログラミングの類似度計算結果であり、ここでは4Eデータ構造とアルゴリズムと2Eのプログラミングの類似度差が0.1を越えているので、3Eプログラミング、2Eプログラミング、4Eデータ構造とアルゴリズムが評価対象となる。類似度の大きさは実験1とは大分異なっており、表と合わせて見ればそれがよく分かる。


表 5.2: ベクトル空間法の実行結果の上位一部
教科名 3Eプログラミングに対する類似度
3Eプログラミング 1.000000
4Eデータ構造とアルゴリズム 0.747915
2Eプログラミング 0.396136
4E情報工学実験 0.288584
4E情報理論 0.267316
5Eコンパイラ 0.186127
5E応用物理 0.139631
5Eソフトウェア工学 0.117822
5Eシステム工学 0.112716



Deguchi Lab. 2012年3月9日