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5.3 教師信号の作成

学習の元となり、理想的出力としての値として教師信号を必要とするため、これを作成する。 教師信号として与える曲はMML(Music Macro Language)形式で保存し、 MIDI形式に変換し、再生できるようにする。 また、ニューラルネットの学習の際には、MMLから0〜1.0の数値に変換して用いる。 曲を想起させるプログラムの出力は、0〜1.0の数値なのでこれをMML形式に一度変換し、 その上で再生するためにMIDI形式に変換する。 なおこのMMLというのは、文字列によって楽曲を記述するための言語のことである。 使用する教師信号としては、 本研究の目的として同じフレーズを繰り返す曲である必要があり、 この条件を満たすために「チューリップの花」を使用した。



Deguchi Toshinori
Wed Feb 21 11:55:53 JST 2001