今回実験で使用した為替相場では、1ドル100円から140円程度の範囲で変動しているのに対して、ニューラルネットの出力は0から1の範囲になる。 そこで、100円を0に、140円を1に対応させ線形変換する。ニューラルネットへの入力をy、為替相場をxとすると変換式は式(4.1)となる。
ニューラルネットの出力を為替相場にするにはこの逆変換を行う。