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誤差の求め方

ネットワークの学習の度合を評価するための誤差の求め方を決めておく。 出力層の出力を $y$ 、教師信号を $\hat{y}$ とする。誤差 $er$ は、


\begin{displaymath}
er = \left\vert \hat{y} - y \right\vert
\end{displaymath} (5.6)

とする。また、誤差を比較するために一周期毎の誤差の平均値$Er$を用いる。式では


\begin{displaymath}
Er = \left({\sum_{n=0}^{N-1}er_i} \right) / N
\end{displaymath} (5.7)

と表される。式中の $N$ は一周期のデータ数で、$er_i$は一周期の中の $i$ 番目の教師信号で 学習したときの出力と教師信号の誤差である。今回の実験ではデータ数は8で固定しているので $N$ は8である。



Deguchi Lab. 2011年3月3日