ここでは時刻における番目のカオスニューロンの出力、は番目の外部入力 からの番目のニューロンへの結合係数、は時刻における番目の外部入力の大 きさ、は番目のカオスニューロンから番目のカオスニューロンへの結合荷重、関数は 出力と次の刺激に対する不応性との関係を与える関数、はそれぞれ外部入力、カ オスニューロン間の相互結合、不応性の時間減衰定数である。は番目のニューロンの 閾値である
式(3.3)において、外部からの入力を表す項を、カオスニューロン間の相互結合を 表す項を、ニューロン自身の不応性の項をで表し、とを 恒等関数とすれば、 次のように簡略化できる。[2]
この式(3.4)を用いると、番目のニューロンの出力は次のように表される。