マジックミラーで仕切られ、防音を施された専用室。 マジックミラーを通して被験者の行動や発言を観察することができる。 また、被験者の行動や発言を撮影・記録するためのビデオ設備も完備している。 なお、ウェブユーザビリティのテストでは、インターネット環境も必要となる。
テストに協力してくれる被験者のデータベース。 ユーザテストでは、想定ユーザと同じ属性(性・年代・パソコン熟練度など)を持った被験者に協力してもらわなければならない。 適切な被験者を抽出するには、かなりの数のモニタを管理する必要がある。
ユーザビリティ・エンジニアはテストを設計し、インタビューを行い、データを分析する。 ユーザビリティ・エンジニアは単にテストを担当するだけでなく、ほかの技術者やデザイナと協力して、 ユーザインターフェースの改良にあたる。
正規のユーザテストではなく、簡易型のユーザテストでも、おおよその問題点は発見できる。 ユーザビリティ・ラボの代わりに会議室を、モニタの代わりに知人や同僚を、ユーザビリティ・エンジニアの代わりに開発チームメンバを用いれば、コストを大幅に削減できる。