以下に、本研究でFlashを採用した理由を挙げる。
現在、Adobe社によれば、Adobe Flash Playerのパソコンへの普及率ははほぼ99%である。 また、インターネット上にはFlashによるコンテンツの作成方法の情報が豊富で、書籍も多く出版されている。
Flashプラグインは様々なOS用に用意されており、より多くの人にコンテンツを提供できる。 携帯電話や、タブレット向けにも、アプリケーションの開発が可能である。
メインで使用されるグラフィックはベクトルベースで作られたものであるので、保存容量が小さくなる。 保存容量が小さいため、インターネット上での配信を円滑に行うことができる。
ActionScriptを用いることで、ユーザからのマウスやキーボードなどによる入力を受け付け、それに対するイベントを発生させるようなコンテンツを、比較的用意に作成することができる。