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ダイヤモンド構造の立体表現

それぞれを比較して考えると、1-1と1-2の操作方法は似ているが学習のしやすさ、記憶のしやすさでは1-1の方が高評価を得ており、それ以外では1-2の方が高評価である。 この2つの違いは、初期状態で動いているか静止しているかとドラック等のマウスのボタンを押す操作が必要かどうかである。 この2つの違いが1-1と1-2の評価を分けた大きな違いであると考えられる。

1-3に関しては他のものよりも低評価で、ユーザの思い通りに操作できない。 そこが他の操作方法とは違う。 よって、それが評価に影響した部分がかなり大きいと考えられる。

1-4に関しては学習のしやすさ、記憶のしやすさ、エラー発生率で高評価を得ているが、1-1、1-2、1-3の操作方法がダイヤモンド構造以外に何も表示していないのに対して、ボタンが配置してあることでコンテンツの内容と共に操作方法も理解しやすいものになっていると考えられる。

このコンテンツのような立体的な表現を動かそうとする場合は瞬時に移動と停止ができるものが好まれるといえる。 ドラック&ドロップという操作方法が初心者ユーザにとっては難しいものだとしても、ユーザの思い通りにオブジェクトを回転・移動・停止させるには1-2のような操作方法が向いていると考えられる。



Deguchi Lab.