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標準TTLの動作

それぞれを比較して考えると、2-1と2-4は似ているが評価にはかなりの開きがあった。 これらの違いは、操作中に値が変化するかしないかと値が表示されるかされないかである。 この違いが、ユーザの考えた値と近い値に設定できるかどうかに影響し、評価に影響したと考えられる。

2-2と2-3も似ているが細かく値を変化させるか急激に変化させるかが違う部分である。 この違いで、効率性、エラー発生率では2-3が高い評価をえているものの、それ以外の項目では2-2が高い評価を得ている。

全体的に見ると2-1が高い評価を得ている。 このコンテンツのような値を変化させるものは、急激な変化と細かい変化の両方が必要であると考えられる。 今回の場合はON/OFFの切り替えだけなので細かい数値の入力は必要としないが、2-1や2-2が高い評価を得ているのはそのためではないかと言える。 また、2-1の方が評価が高い理由として被験者のレベルではすでに何度か操作したことのある操作方法のため、慣れているのではないかと考えられる。



Deguchi Lab.