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実験方法2

本実験2では、学習させるパターンにおける「$1$」と「$-1$」の比率の違いが、 学習成功パターン数、特に最大完全学習数にどのような影響を与えるかを調べた。

従って、比率を一定にしたパターンを乱数によってランダムに300個生成した学習パターンセットを用意した。 そして各比率ごとに、乱数の種を変えて作った学習パターンセットを10セット作った。 それらをカオスニューラルネットワークに学習させ、学習させるパターン数と学習成功パターン数の関係を調べた。 また、比率ごとの平均最大完全学習数を調べた。 今回調べた比率は、49:51、47:53、45:55、42:58、40:60、38:62、35:65、32:68、30:70、28:72、25:75、20:80とした。 さらに、比率が一定の場合と一定ではない場合の最大完全学習数を比較することにした。 そこで先に比率を50:50〜20:80の間でランダムに指定し、指定した比率でパターンをランダムに作るといった手順で作成した、 総パターン数が300で比率がランダムな学習パターンセットを乱数の種を変えて10セット作り、 それを学習させて平均最大完全学習数を調べた。



Deguchi Lab. 2016年3月1日