気温予測は,前日分もしくは前7日分の最高気温,最低気温から 次の日の最高,最低気温を出力するものとする。 気温予測を行なうニューラルネットとして 表4.1,図4.1と下記に示す Atype,Btype,Ctypeの三つを用意した。 表4.1の「入力:中間:出力ユニットの数」の欄における 括弧()内の数字は,フィードバック用のユニットである。
学習のデータとして, 1993年,1994年,1995年の名古屋における最高気温,最低気温を使用した。 また,評価用データとしは, 学習用データと同じもの,及び1994年,1995年の福岡,1996年の名古屋 における最高気温,最低気温を使用した[7]。
type | 入力 | 出力 | 入力:中間:出力のユニット数 | ネットワーク型 |
A | 前日の気温 | 翌日の気温 | 2 : 200 : 2 | 階層型 |
B | 7日分の気温 | 翌日の気温 | 14 : 200 : 2 | 階層型 |
C | 前日の気温 | 翌日の気温 | 14(12) : 200 : 14(12) | 内部記憶階層型 |