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7.1 調査目的

 

昨年までの研究[1, 2]では,図 1.1 のような特殊なパターンで サーチアクセスを成功させている。 しかし,他のパターンで行なっても,同じように成功するかどうかは詳しく 調べられていない。 そこで,多くのランダムなパターンを作成し,それを学習させて, 検索に成功するかを調べることが目的である。

また,別の研究[3]では,パターンの相関内積とそのパターンの想起度を 調べた結果,直交より少しずれているパターンが成功しやすく, 完全な直交や直交より大きくはずれている場合は,成功しにくいことがわかっている。 なお,この成功しやすい特殊なパターンも,すべて直交より少しずれている。 そこで,相関内積によって,想起度の調査を行なう。

次節でこの方法について述べる。



Deguchi Toshinori
1996年09月05日 (木) 11時50分24秒 JST